2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

さとやまの父と、ツリークライミング

邑楽郡千代田町に川原幸司という男がいる。 http://www.jupiter.sannet.ne.jp/k-kawahara/この平地林は本来の公害防止、防災、安らぎと癒しの場などの公益的機能は失われ、不法投棄ゴミと薮が繁茂する荒廃した林になってしまっていた。そして6年前、この林…

地震雲?

「玄関から、地震雲が見えてるらしいよ。」は?何それ。日本地震雲研究会のHP→http://f50.aaacafe.ne.jp/~earth/とりあえず、玄関から飛行機雲のようなものは見える。雲の全貌を見に万座峠まで走ってみた。(15:40頃)地震雲をネットで検索してみると、地…

晩秋の志賀草津高原ルート

カラマツ(マツ科カラマツ属)の黄葉が旬である。この時期、カラマツの林を通ると黄葉した葉がパラパラと降ってくる。三角池に湯気がもうもうと立ち昇っていた。霜が朝日に暖められ、解けて気化したのだ。この現象の条件は無風で霜が降りていて太陽が昇る方…

霧氷の志賀草津高原ルート

間もなく全てが白い雪で覆われる。11月16日から4月下旬まで冬期閉鎖となるこの道路はそれまで、樹氷の撮影スポットとなる。樹氷は日の出から2時間が勝負。今日は芝の樹氷がいいなと思った。山での草本の紅葉をクサモミジという。ならばさらに小さい芝…

おはよう並木

よく晴れた10月下旬の朝、志賀草津高原ルートを走る。硯川付近に来ると針葉樹の森に時折り混じっていたダケカンバはシラカバに変わる。木戸池キャンプセンターのシカラバ並木は、僕は「おはよう並木」と呼んでいる。それはもうすぐ、朝日が射せばすぐにわ…

ミゾソバの花

小さい頃、虫眼鏡で大きくなる世界にいつも胸をときめかせていた。蟻ん子のあごの大きさに怖くなり、トンボの目の数にビックリし、そして苔のじゅうたんを覗いてこう思った。 「全然小さくなんかない。僕が大きすぎるだけなんだ。」 今、虫眼鏡を覗いて見て…

家族で楽しむ自然遊び

目指せ森の芸術家!リースづくりに挑戦しよう■日 時:平成16年12月5日(日)午前10時〜午後3時■場 所:国立赤城青年の家(富士見村大字赤城山) 赤城青年の家周辺図はこちら↓ http://www.akagi-nyh.com/syousaitizu.htm■内 容:赤城青年の家周辺を散…

第三回自然史講座『きのこいろいろ』 2004/10/24

群馬県立自然史博物館主催の第三回自然史講座『きのこいろいろ』が開催されます。アミガサタケ、マスタケ、ニオウシメジなど、群馬県及び近隣で発生するきのこについて紹介します。○日 時 平成16年11月7日(日) 13:30〜15:30(受付は13:…

プロジェクト・ラーニング・ツリー(P.L.T./木と学ぼう)一般指導者養成講習会

(群馬県自然解説ネットワーク事業指導者研修会助成活動)アメリカで行われている「木」を題材とした体験型環境学習プログラム「プロジェクト・ラーニング・ツリー(P.L.T.)」を学び、総合学習や地域での環境教育に役立ててみませんか。○開催日時○ 平成16…

観光カリスマ塾

国土交通省が観光地域活性化の核となる人材を育成するため今年度から新たに開講する「観光カリスマ塾」。この講座で得た知恵を少しでも嬬恋村インタープリタ−会事業化に役立てたいと思っている。さらに嬬恋村でグリーン・ツーリズムを推進していくにあたって…

倒木

万座ハイウェー・カラマツ天然母樹林の付近でダケカンバが横倒しになっているのが見えました。近くによってみると、結構な大木です。直径70?位ありました。黄葉した葉がまだ付いていました。倒れたのは最近のようです。根本は根上がりになっていて、その根…

明るく楽しい浅間山学習会(第2回)

〜早川由紀夫氏のHPより転載します〜■日時場所 2004年10月30日〜31日 草津セミナーハウス 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根737 上野1000(草津3号)1227長野原草津口1235(JRバス)1257草津温泉(徒歩またはタクシー)セミナーハウ…

森林の管理人育成講座

今日は炭焼き体験実習日。しかし行くといきなり縄ないをさせられる。は?何やってんの?しかもカヤで俵作りが始まった。・・・で?どうすんの?ははーん。今年は豊作だったからなあ・・・?そして灼熱の炭窯から炭出しが行われました。 炭焼き体験実習日の続き。出…

万座ハイウェー・紅葉台

万座ハイウェー、紅葉台は紅葉スポットして人気があり、この時期を楽しみにして毎年ドライブに来る人もいる。今年はあまり良い紅葉にならなかったようで残念。今日はこの沢付近の樹木を紹介します。 淡い色の紅葉を見せているのはヒロハツリバナ(ニシキギ科…

鹿沢地区パークボランティア研修会

上信越高原国立公園鹿沢地区パークボランティアは、現在登録者の9割が首都圏在住者になってしまっている。今回、環境省はさらに古くから鹿沢でボランティア活動を行ってきた方々、そして地元で自然保護活動やネイチャーガイドをしている方々を対象にさらな…

ジロー清水

毎年、三泊四日のサマーキャンプでご利用いただいているトキワ松学園中学校様。そのコースの一つが『山と水コース』。 http://www.tokiwamatsu.ac.jp/chu-kou/index.htm志賀高原の清水公園の名水の他、さまざまな水を集め調査したりする。山と水の恵みを体験…

センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー 著者 レイチェル・L. カーソン (翻訳)上遠 恵子 発行 新潮社(1996/07) ¥1470 この頃買う本が図鑑ばかりになってしまっているので、たまにはこんな本を買ってみた。 〜もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話…

栃の実とキノコ

さて、忘れないうちに栃の実を拾っておく。今年は、栃笛を上手に作れるようになりたいのだ。栃の実を拾っていたら、チャナムツムタケ(モエギタケ科スギタケ属・味区分B)があるので採っておく。今晩のつまみ用。土の匂いがする野性的な風味を持つキノコ。…

浅間園

最近何かと話題の長野原町営浅間園火山館。火口からの距離が3.8kmであったらしい。手元にある2003年度版浅間山火山防災マップでは4kmの外になっている。言いたいことは色々あるのだがそれはBBSでやるとして、まずは10月10日小噴火の噴出物の情報…

万座峠−七味温泉へ

秋はやることが多い。万座峠−七味温泉へのルートは群馬県側から万座への道路がなかった頃、万座へ登る主要道路であった。昭和11年5月15日、日進館に泊まった種田山頭火もここを越えて信濃へ向かったのだ。雨のたびに土砂崩れとなるこの分水嶺はその浸食…

紅葉の小串

この辺のミネカエデはオレンジ色になる。カツラ(カツラ科カツラ属)の黄葉もたまには良い。渓流沿いによくあるとされるこの木は万座中心地には無いが少し離れるとポツポツと現れる。この木の大木は直径2mにもなるという。今後数百年をかけて万座にも進出…

富貴の滝

以前、「小串やすらぎの滝」と紹介した滝は、正式には「富貴の滝」という。ここに来て良かった。この滝だけは期待を裏切らない。10月6日の上毛新聞に載っていたらしく、結構な人数がこの滝の紅葉を見て楽しんでいた。

紅葉の万座

玄関横ではナナカマドの色分けとコシアブラ+ダケカンバの黄色の3者のコントラストが見事。台風一過の今日、紅葉を撮りに出かけてみる。今年は夏までは好天気が多く葉は良く充実した。後半台風などで雨天が続いたが、あの滝はどんな風になっているだろうか…

万座の黄葉

万座が黄葉の季節を迎えている。コシアブラの透き通ったレモン色の黄葉は森の中でひときわ目立つ。葉も大きく、青空との対比もなかなかいい。コシアブラが淡黄色ならばダケカンバは黄色の本家。こちらは太陽の光が良く似合うというか…。なんだか万座の森では…

ノブドウの頃

ノブドウ(ブドウ科ブドウ属)は腫れものや虫垂炎の補助療法となるらしい。味は最悪との事。リンドウもいっぱい出てきた。鳴尾でノブドウが熟しリンドウが出てくれば万座の紅葉の合図なのだ。

鎌原村

いつか、天明3年浅間焼けで埋没した鎌原村のお話を紙芝居にしようと思っている。今日はその時のための素材を撮りに行った。村を埋め尽くした土石なだれの上に今年も稲が実る。全てを失った鎌原村を復興させた糧は、この地力ではなく涙だった。生き残った者…

獣の痕跡

帰り道にカボチャがごろん。この食い方はやっぱ熊かなあ。この辺多いし。(鳴尾付近)万座ハイウェーに入ると、イノシシの仕業と思われる芝を掘り起こした跡がありました。ミミズでも探したかな?

秋の蝶々

鎌原ではムラサキツメクサにヒメアカタテハ(タテハチョウ科)が飛んできた。門貝の農家のお庭のシオン(キク科シオン属)には、シータテハがひしめき合っていた。もう花は少ないから必死なのでしょう。右の写真、C(シー)の文字が見えますかー?

魔法の池−牛池

牛池は万座の中心にある。周囲には美しい天然林があり、万座の湯客の憩いの森となっている。 「善光寺に向かう途中、牛がここで溺れ死んだそうな」 「湯治に来た湯客が、ここに牛を繋いでいたんだそうな」 「湯客に牛乳を出すための乳牛を、ここで飼育してい…

キジ丼

噴石を探していたらキジが出てきた。たまにゃあ食いに行くか。万座鹿沢口駅前にある吾妻屋食堂さんは奥様がドライフラワーの名手。お店の内外にたくさん飾ってある。キジ丼は肉質がしっかりしていて、脂身にコクがあってうまい。一人前¥900。たまに食べ…