2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
群馬森林インストラクター会の田中会長が樹木医として、万座の巨木のことを知りたがっている。あの草薙カラマツをもう一度測っておこうか。早速、本白根沢下部に出かける。おや?昨年同様工事が始まっている。一体何の工事なんだろう…?誰か教えてほしい。ま…
本白根沢のカラマツ天然母樹林を登っていくと、周囲の鬱蒼とした亜高山帯針葉樹林との間に、ダケカンバの若い一斉林が現れる。 数十年前に、ここで土砂崩れがあったのか、それとも笹の一斉枯死があったのだろうか。近づくと中心にはダケカンバの大木がシラビ…
鹿沢地区パークボランティアは、鹿沢万座地区パークボランティアと新たな名前となってスタートする。今後は万座でも活動できるようにしたいと考えているようだ。今年は湯田師匠が進める草津森林療法協議会の礎造りに励みたいので、どこまで参加できるか正直…
草津森林療法協議会が森の癒し歩道としているロイヤルコース、そのウッドチップ敷きが今年も行われた。28人のボランティア参加者のうち、吾妻森林管理署署員が約半数を占める!気合いの入り方が違う。途中、大粒の雪が降り一体どうなることかと思ったが、な…
4月20日に志賀草津高原ルートが開通した。4日ほど遅れて写真を撮りに行った。社内では「今年は雪が多いか少ないか」が討論になっている。ネイチャー木村は雪が多い派、しかし少ないという人もいる。は?何を根拠に?事実を捻じ曲げちゃいかん。そういう…
志賀草津高原ルートの帰り、万座まで1kmもないほど近くで、アスファルトの道路から突き出ている黄色い花があった。「山渓カラー名鑑 日本の野草」には載っていない。別の本で見るとどうもこれはフキタンポポというらしい。【フキタンポポ】…キク科 〔特徴〕…
4月20日に志賀草津高原ルートが開通した。4日ほど遅れて写真を撮りに行った。社内では「今年は雪が多いか少ないか」が討論になっている。ネイチャー木村は雪が多い派、しかし少ないという人もいる。は?何を根拠に?事実を捻じ曲げちゃいかん。そういう…
開通間もない志賀草津高原ルート。国道最高地点2,172mを有する。ここよりもっと下で雲は生まれ、成長しつつここを通過する。大空と大地の境界線を私たちは綴っていく。
下界では葉桜となる4月下旬に、冬期閉鎖だった志賀草津高原ルートが開通する。雪壁は最高10メートルを上まわり、付近ではゴールデンウィーク行楽の最大の見どころとなっている。この雪壁を楽しみに来る人は、多い。 春は着実に近づいて来ているとはいえ、…
奇跡が起こる爪もみ療法 ビタミン文庫 著者 福田稔、阿保徹 出版 マキノ出版(2002/06)(2006/03) 単行本214p サイズ19x13cm 1,365円 免疫を高めて病気を治す「爪もみ」療法 Makino mook 監修 福田稔 協力 阿保徹 出版社 マキノ出版(2004/05) 大型本81p サイズ…
カウンターアソールトを購入したところで、早速明神沢へと行ってみる。先日見つけられなかったあの霞の中に浮かんだ巨大ミズナラを探してみる。新しい熊池は、前のものより大きくなりそうな気がする。雪解けで水量が増してそう感じるだけだろうか。探勝道沿…
免疫革命 著者 阿保徹出版 講談社インターナショナル(2003/07) 単行本286p 20cm ¥1,680 数年前、弊社の大野社長より「社員達で読み回すように」と、預かった本。西洋医学は遺伝子だ、ゲノムだ、タンパク分子解析、と人体の身体のとてつもなく微細な仕組みを…
標高2,000mの高峰高原から水の塔(2,202m)を経て篭の登(2,227m)に至るコースは美しい高山植物の宝庫です。更に浅間・黒斑、湯の丸・烏帽子・四阿山・草津白根の県境の山々をはじめ、八ヶ岳・アルプス・上越の山の遠望は空中散歩と呼ぶ…
部屋のシラビソが古くなったから新しい枝を森に拾いに来た。この時期、雪の上に枝がたくさんころがっている。シラビソが動物に齧られているのは初めて見た。おそらくノウサギの仕業だろう。草薙カラマツの根開きも大きくなってきた。思ったほど積雪はなかっ…
人のからだ 著者 阿部和厚 発行 学研(2004/02) 大型本168P 30x21cm ¥2,100 今後、森林療法に取り組んでいく前に、学研の図鑑で人の身体について基本的なことをおさらいしておく。得意のニューワイドシリーズ。イラストが見やすく解りやすくて気に入ってい…
万座川と明神沢が合流する付近に、万座で恐らく最大のミズナラがある。絶対にある。霧の中でぼんやりと浮かんだあの巨大ミズナラに逢いに行きたい。3月に探したが見つからなかった。林床の笹が起き上がる前、4月に絶対に逢いに行くと決めている。しかし、ま…
プロジェクト・ラーニング・ツリー(P.L.T./木と学ぼう)とは1970年代に米国で開発された樹木を中心とした体験型環境教育プログラムです。 幼稚園から高校生までを対象に体験学習を通じ、環境保全について考えられることをねらいとしています。 この講習…
マクロ進化と全生物の系統分類 著者 佐藤矩行、石川統、馬渡峻輔、大野照文、川上紳一、柁原宏、長谷川政美、西田治文 出版 岩波書店(2004/12) 単行本222p サイズ21x15cm ¥3,780 ネイチャーガイド、森林インストラクター、インタープリター…野外で自然、森…
朝日山ゲレンデが終了したところで、朝日山を周遊するコースを一考するため山に入る。朝日山を周るのであれば本来は法性の滝上部から入るのがベスト。あそこにはいいコメツガ−トウヒ極相林がある。しかし現在道路除雪中のため近寄れないので波乗りコースを進…
今日はスタッフの永里さんと歩く。美人なのでスノーシューのモデル写真を撮らせてもらいたかったこと、雪を見たことがほぼ無い、鹿児島出身の彼女にフィトンチッド溢れる亜高山帯針葉樹林の香りはどう感じるのか感想を聞かせてもらいたかったのだ。うーん、…
アニマルトラック&バードトラックハンドブック―野山で見つけよう動物の足跡 編著 今泉忠明 出版 自由国民社(2006/02) 新書128p サイズ18cm ¥1,050 以前に最強の足跡図鑑として日経サイエンス社の「フィールドガイド 足跡図鑑」を紹介したが、知人からの紹介…
熊池湖沼群の鮒池ほとりに、驚きのミズナラがある。一本の樹の幹が根元に向かって大きく割れて、三股になっている。よく萌芽更新したものに上部が二股や三股の樹があるが、そんなもんじゃない。脚が三本ある、本物の三股のミズナラなのだ。どんな力がこの樹…
私にとってはこの冬最も大きなイベントであった「森の仲間」&嬬恋村インタープリター会合同研修会。初日は22名のパーティーとなり万全の準備で森に入る。ダケカンバの幹にサルオガセを発見。同科のホネキノリなら万座に山ほどあるのだが、サルオガセは万座…