唐澤定一先生の岩櫃城講演会と Chica Notchさんの麻細工
たまには、今日あったことをつらつらと書くブログを。
お昼は中之条町歴史と民族博物館「ミュゼ」顧問の唐澤定一先生の講演会を聞いてきました…が、子守唄のような話っぷりにあっという間に撃沈。目が覚めたら講演は終わっていました!しかし気になるのが、唐澤先生は「岩櫃城は岩下城だった説」の第一人者だったはず。講演資料を見てもそういうことは書いていない、さも、元々岩櫃城が吾妻の中心だったかのような感じ…。うーむ、もしや東吾妻町に呼ばれて講演する際は自説は控えているとか?!
夜は、中之条町の食事処「光駕」へ。横須賀市のChica Notchさんとお会いしました。
麻挽きで出るカス「おぼくそ」を洗って残った麻繊維のくず。それを丁寧につなぎ合わせて拠って糸にする作業。そんな非合理で手間暇のかかる麻糸の細工物を成し遂げる人、それがチカさんです。
聞くところによると、北陸の方では「おぼくそ」を糸にする技術が確かにあったそうなのです。しかし、麻=麻薬なのでもう栽培されていませんから、今伝承されている訳もなく、チカさんは独学でこの技術を身に着けたというのですから驚きです。
右の写真は由紀子さんが作った、麻挽きが終わった後のおがらに芯を入れたボールぺン。軽くて感触も良いです。
捨てるはずのゴミを再生させ新たなものをつくる…もったいない精神、ここにあり、ですね!