2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

100不思議シリーズ

編集 日本林業技術協会 発行 東京書籍 社団法人日本林業技術協会編の100不思議シリーズより3冊。それぞれの中からお気に入りの話題を。 【森の動物の100不思議(1994/02) 】¥1,223 より イヌワシは厳冬の2月に2個の卵を産み、3月下旬に白いムクムクし…

嬬恋村安市

ソメイヨシノ満開の三原で、今日は嬬恋村安市の日。会いたい人がいるので寄ってみた。その人物は嬬恋ファームインの近藤さん。嬬恋ファームインとは自然生活体験を楽しむ都会と田舎の交流クラブ。野菜づくりやネイチャークラフトなどを通して人作り、暖かい…

北軽井沢一般公開探鳥会

日本野鳥の会吾妻支部は歴史のある支部。今日は60人くらいの参加者があったようだ。コブシ(モクレン科モクレン属)がようやく咲き始めた照月湖付近での観察。いろんな鳥が縄張り争いしていた。中でもキビタキは三つ巴になって激しく争っていた。林の中で…

照月湖付近

野鳥の写真が上手く取れないので、足元の花でも撮っておく。標高1048mの照月湖では、ユキヤナギ(バラ科シモツケ属)がようやく咲き始める。満開時は真っ白でよく目立つ。ユキザサ(ユリ科ユキザサ属)は甘みがあって美味い山菜。おひたしに最適。食べ頃の様…

草津・森林養生セラピープログラムの森

草津の湯田師匠からのお誘いで、草津森林療法協議会や中沢ビレッジらが進めている森林療生セラピープログラムで使用する「森の癒し歩道」を見学&整備お手伝いをしてきた。アカマツのチップは40立方で16万円。パルプに使う途中段階のものを持ってくるの…

北軽井沢一般公開探鳥会

期日 平成17年4月29日(金)主催 日本野鳥の会吾妻支部集合場所および時間 照月湖付近の橋、熊川に8:00集合11時30分頃解散予定持ち物 探鳥道具、防寒具、飲み物等

春の湯尻川歩道トレッキング

今年度最初のふれあいハイキングに参加してきた。春の湯尻川歩道を歩く。今回は見たまま撮ったままにつらつらと並べていこうと思う。春だしそれでよい。ヤナギの芽吹きはいつ見ても飽きない。なんかほのぼのする。紅葉館あたりの土手の上に、福寿草(キンポ…

タネはどこからきたか?

タネはどこからきたか? 著者 鷲谷いづみ 写真 埴沙萠 発行 山と溪谷社(2002/03) ¥1,680 この本はいくつかの自然保護、啓蒙団体で取り上げられていたので、いつか読もうと思っていた。 文、写真ともにとても美しい本だった。小学生〜中学生が読めば自然博士…

ムラサキツツジ

上毛かるたで「耶馬溪しのぐ吾妻峡」と詠われる名勝・吾妻渓谷。そこにムラサキツツジがあるというので出かけてみた。見るとミツバツツジだった。 渓谷の木々が若葉を広げるその少し前に、この谷の芽吹きを祝福するかのようにミツバツツジは花を咲かせる。コ…

国指定名勝・吾妻峡

吾妻峡ではイヌシデ(カバノキ科クマシデ属)がいっせいに芽吹いていた。力強い色のコントラストだと思う。生命を感じる。断崖のキブシ(キブシ科キブシ属)の花がキラキラと輝いて見える。雄花だから断崖でもいいのだ。雌株は安全な場所にあると良いのだが…

王城山・カタクリの里

ここは駐車場がないので、車ではやや難儀する場所。今年は、去年よりも林内が少し明るくなっていた様に見えた。株を増やそうとして間伐したのかも知れない。花のピークはまだこれから。2週間くらいは見られるのではないか。今年もカタクリ(ユリ科カタクリ…

王城山へ

次は長野原町・王城山に用がある。王城山神社には目通り4.64mの杉巨木があり、小規模ながらも鎮座の森に相応しいあつらえだ。足元のオオアラセイトウ(アブラナ科オオアラセイトウ属)も目立っていた。中国原産の越年草。増えているようだ。そして、芽生え…

ハクモクレン

今日は動く日。次のスポットへ。途中、ルート沿いではハクモクレン(モクレン科モクレン属)が目立つ。コブシよりもこちらの方花が大きく上品さがあり、人気なのだろう。このくらい浸透すると外来種でもどうでもよくなってくる。ハナミズキがこのポジション…

草津町・ザゼンソウ公園

県道59号線沿いのザゼンソウ公園を訪ねた。タイミングバッチリ。ちょうど見時だった。ザゼンソウ(サトイモ科ザゼンソウ属)の名は花の姿を座禅を組んだ達磨大使に見立てている。あまり綺麗な花ではない。幼い頃、故郷の北海道では気持ち悪いので蹴っ飛ばし…

「森林環境教育地域リ−ダ−育成事業」

群馬県では、森林環境教育の地域リ−ダ−の養成事業を実施します。地域活動のプラットホ−ム作りに役立てればと思います。「清里までいかなくても群馬の国立赤城青年の家でキ−プ協会の研修を」1 趣旨群馬県では、森林内での様々な体験活動を通じて、人々の生活…

春の湯尻川歩道トレッキング

冬の寒さにじっと耐えていた木々がいっせいに芽を吹き出します。源流に近い清流と新緑の織り成す素晴らしい自然と季節を湯尻川歩道トレッキングで是非参加しませんか。鹿沢インフォメーションセンターでは、誰でも手軽に参加でき、春の芽吹きを体感できる湯…

嬬恋村主催ふれあいハイキング

平成17年度の嬬恋村ふれあいハイキング日程は以下のように決まりました。自然解説は嬬恋村インタープリター、環境省鹿沢地区パークボランティアがあたります。4月23日(土) 湯尻川歩道トレッキング(芽吹き体感・鹿沢園地案内)6月18日(土) 湯ノ…

春一番の花

門貝あたりは、春一番の花が咲き出した。ダンコウバイ(クスノキ科クロモジ属)の花の芳香が森にただよう。雌雄異株で目立つのは雄花。雌しべは退化してしまっている。マンサク(マンサク科マンサク属)の木もずいぶんあった。こんなにあると思わなかった。…

100不思議シリーズ

編集 日本林業技術協会 発行 東京書籍 ■森林の100不思議(1988/03) ¥1,030 ■続・森林の100不思議(1992/02) ¥1,223 ■土の100不思議(1990/03) ¥1,050 今月は読書monthとし、日本林業技術協会の100不思議シリーズを読み返している。 1100〜1350文字位での…

冬芽観察

万座ハイウェーを下る。雪まくりが発生している。雪解けなのだ。土手下にサワグルミ(クルミ科クルミ属)があった。この木は標高1,800mでも育つのだなあ。…でも恐らく最高地点に近いのではないか。カツラ(カツラ科カツラ属)の幼樹も見られる。まだ20年生…

冬芽観察

除雪作業の始まったR292−万座地点を行く、以前の不明種を確認するのだ。ハナヒリノキの候補もあったが花序も冬芽も違う。どうやらミヤマホツツジかホツツジ(どちらもツツジ科ホツツジ属)のようだ。花の時期にもう一度確認しよう。

ロウ石山付近〜万座へ

ロウ石山を再訪問。カラーの写真をどうしても撮りたい。その写真はGalleryで披露するとして冬の植物写真を撮っておく。ブナ科の木は枯れても葉が落ちないものがある。この葉を譲り葉という。葉柄基部での離層の形成されるのが少し遅いのだ。写真はミズナラ。…

目的地

戦時中、軍需産業の指定を受け採掘された『上信鉱山』のロウ石。最盛期の人夫は250人を数え、その産出は年間一万五千トンにも達した。 終戦後、採掘を再開されたロウ石山には高さ14m、直径約4mの焼成炉が二基設置された。これにより取引価格は二倍近…