浅間園



最近何かと話題の長野原町営浅間園火山館。火口からの距離が3.8kmであったらしい。手元にある2003年度版浅間山火山防災マップでは4kmの外になっている。

言いたいことは色々あるのだがそれはBBSでやるとして、まずは10月10日小噴火の噴出物の情報としての画像を。

浅間園手前の立体交差付近では、手すりや木の葉にまだ火山灰の跡が残っていた。これを何年もやられると植物は死に絶える。だから浅間山にはハイマツが無いのだ。

この付近の大きめの火山礫を集めるとこんなもの。しかしこれは台風の最中での噴火+連休の跡である。もっと降ったには違いないだろう。


 


浅間園の営業成績的には被害甚大。金子支配人の苦労が目に浮かぶ。ううっ(涙)…。

近所をうろうろしてアスファルトの上の今回の一連の噴火の噴石をゲット。9月29日の採取したものよりも厚みがあり、重たい。しかしもう、どの噴火のものか見当がつかないのだ。石の種類も色々だった。安山岩より玄武岩っぽいもの、赤いもの、軽石、スコリア?偏って同じものばかり噴出するのではないようだ。

村のインタープリター仲間・椎原さん(火口6k)の話では9月23日は2?級のものが降ってきたが10月10日は砂ばかりだったという。それで僕も23日のものだと推測している。

帰りの道(4.5〜5k付近)では、道路際に巻き上げられて溜まった火山砂が生々しく被災の跡地をうかがわせていた。