2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

図解 これならできる山づくり〜人工林再生の新しいやり方

図解 これならできる山づくり―人工林再生の新しいやり方 著者 鋸谷茂、大内正伸 発行 農山漁村文化協会(2003/12) ¥1,950 ぐんまグリーンツーリズム推進サポーター仲間の金澤なほみさんが送ってくれた本。 よく、「ボランティアでは山は守れない」という言葉…

早朝散歩

3日間連続で早朝散歩を担当する。いつも思うのだが、熊四郎山遊歩道、ゲレンデのお花畑、透き通った牛池と周辺の美しい天然林と、当館周辺の散歩コースはとても充実している。毎日早朝散歩をやっても話題は尽きない。当館ほど早朝散歩に適した立地は無い。…

湯の丸レンゲツツジ保護増殖ボランティア

嬬恋村教育委員会主催の湯の丸レンゲツツジ保護増殖ボランティア活動は、今年から自然解説等含めて正式に嬬恋村インタープリター会に依頼されるようになった。まずは午前中の作業。今年は潅木の除去がおおむね終わっているので、ナタ・ノコギリを腰に巻いた…

早朝散歩

今日は牛池の方にでも行ってみるか。参加者は足元のツマトリソウ(サクラソウ科ツマトリソウ属)が気に入ったようだ。ゴゼンタチバナも咲き始めている。今日の折り返し地点はコメツガの巨木。大きく根上がった根元を参加者は覗いたりして楽しんだ。

紅葉台付近

紅葉台付近では、ヒロハツリバナとならんで咲いていたのはマユミかツリバナ(全てニシキギ科ニシキギ属)。花弁が4枚に5枚が混じっており、理解不能。ヒトツバカエデ(カエデ科カエデ属)の花もチェック。この木の黄葉は鮮やか。ニシキウツギ(スイカズラ…

牛池湿原

そういえば、牛池湿原のコバイケイソウ群落(ユリ科シュロソウ属)をまだ撮っていなかった。おやおや、こんなにあったのだなあ。足元のツボスミレ(スミレ科スミレ属)はもう終わりそう。接写すると綺麗だなあ。別名ニョイスミレといって、如意棒に似ている…

牧干俣線

早朝散歩後、そのまま散策を。今、サラサドウダン(ツツジ科サラサドウダン属)が満開。接写しようとチシマザサ帯を分け入ったら・・・おっ!見事にまとまったヒカリゴケだ。いつか使えるなあ。ミネカエデ(カエデ科カエデ属)の花も満開。赤いのや緑のもあ…

早朝散歩

ネイチャー木村の早朝散歩。今日から3日間続く。今日は熊四郎山遊歩道コース。淡いピンク色のアカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)が人気。やがて赤い実がなる。玄関前のキレンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)もほぼ満開。お客様も喜んでいた。

緑のダム

緑のダム―森林・河川・水循環・防災 編集 蔵治光一郎、保屋野初子 発行 築地書館(2004/12) ¥2,730 情緒的に語られている「緑のダム」という言葉。これを第一線の研究者・行政担当者・住民・ジャーナリストが科学的に検証する一冊。この分野の専門用語や専門…

弁天池

去年から、この池にはミツガシワ(リンドウ科ミツガシワ属)があることを確認していた。花の時期にもう一度来ようと思っていた。和名の由来は3枚の小葉がカシワの葉に似ているからだという。名前変えたら?晴れていればもっと良かったなあ。いや、霧の方が…

万座散策

今年は牧干俣線道路脇の笹が刈り込まれているので道路脇でいろいろと植物観察ができる。ヒロハツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)の花がいっぱい。このうち何割が実をつけるのだろう。ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)も近くで見るととても変わっ…

森の力 〜日本列島は森林博物館だ!〜

森の力―日本列島は森林博物館だ! 著者 矢部三雄 発行 講談社(2002/09) ¥924 森林にある程度興味がある一般の方に、もう少し深く、そして森林全体を見る力をつけるのに良い一冊である。前半は少し退屈かもしれないが、後半はなるほどネタも結構出てくる。話…

コシアブラ危機

外から帰ると、コシアブラの木が一本伐られていた。玄関から30m程の場所である。しかしよく見ると、新芽は倒れた上側しか採られていない。・・・これは?やはりそうだった。これは、伐られたのではなく、山菜狩りを理解していない旅行者によって折られてい…

水の塔山〜東篭の塔山トレッキング

今日は水の塔山〜東篭の塔山トレッキング案内の日。2,200mの尾根沿いを歩く。鹿沢IFC主催のこの行事は大変な人気で、ずいぶん申し込みをお断りしたのだという。山の上で住田さん達と会ってビックリ。定員割れでしょうがないから自力で来たようだ。コース沿い…

湯の丸山トレッキング

今日は環境省鹿沢地区パークボランティア隊員としては初めての観察会となる。レンゲツツジ鑑賞がメイン目的の企画だったが、コンコン平付近はまだほとんど蕾。参加者の興味は満開のイワカガミに注がれる・・・。山頂付近はディズニーランド状態?まで行かな…

ムラサキヤシオ

残雪がようやく無くなった頃、一年間待ちわびたあの花を見に毛無峠に行く。あの上品な紅紫色だけは忘れられない。 ムラサキヤシオ。 8回も染めたような鮮やかな色から名がついたのだという。色、名前、形、全てが僕にとってパーフェクトな花だ。今年も、パ…

毛無峠

まもなく、この日記をつけて一年になる。一年前、初投稿した時の風景に逢ってこよう。毛無峠に行くのだ。黄色い花粉がいっぱい舞っている。チシマザサ(イネ科ササ属)の葉の上まで黄色い粉が。今年はシラビソの花が大豊作なのだ。あちらこちらで大量の雄花…

高峰高原空中トレッキング

標高2,000mの高峰高原から水の塔山(2,202m)を経て東篭の塔山(2,228m)に至るコースは、高山植物や野鳥は言うに及ばず、浅間・黒斑−湯の丸・烏帽子の群馬・長野県境の山々を始め、四阿山・草津白根山、八ヶ岳さらにアルプスや上越の山並を一望する「空…

つつじ平−湯の丸山トレッキング

つつじ平−湯の丸山周辺は高山植物や動植物の豊かな生態系が維持されていることから、上信越高原国立公園に指定されています。特にこの時期はレンゲツツジが一面に咲くと共に、小鳥のさえずりが美しい季節でもあります。環境省鹿沢インフォメーションセンター…

森林観察会in玉原

ぐんま森林インストラクター会主催の森林観察会in玉原に参加してきた。僕は見習い中なので田中会長の後について行く。しかしよくもまあ見た事の無い植物が次から次へと現れるものだ。ヒメモチ、エゾユズリハ、ツルシキミ、ハイイヌツゲ・・・。写真は中がヒ…

浅間自然学校説明会&研修会

開校を目前に控え浅間自然学校説明会&研修会が行われた。理事長、校長、事務局長からの学校概要・説明の後、国際自然大学校の佐藤初雄様の有意義な講義を聞く。うーん、さすがだなあ。午後からは参加者を二班に分け、ピッキオと僕とでインタープリテーショ…

溶岩樹型付近

用あって溶岩樹型へ。途中、紅葉台下の大名沢付近のトウゴクミツバツツジが最高。昨日の撮り漏れ。ミズナラの芽がいっぱい出ている。去年ドングリが豊作だったからなあ。マイヅルソウ(ユリ科マイヅルソウ属)は、今日も上手く接写できなかった。 溶岩樹型は…

シラビソの花

今週は週末のインタープリテーション準備が忙しい。ちょっと下見で篭の塔山へ。シラビソの雌花を観察できるところを見つけた。通常は高い位置の枝の上側に直立していて下から見えないのだ。この場所は使えるかな。

紅葉台付近

ズミ(バラ科リンゴ属)の花が満開。リンゴに木・花共本当によく似ている。この頃、ちょうどヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)も満開となり、レンゲツツジの蕾が大きくなる。これら三種が一度に見られるとかなり良いコントラストになる。真剣に探したらそんな…

熊池湖沼探勝コース

観光商工課の横沢さんや熊川さんらが熊池コースを草刈してくれたとのこと。あのコースもずいぶん行ってないなあ。早速様子を見てきた。コメツガ(マツ科ツガ属)の雄花と雌花に出会った。この木がたまたま花をつけたようだ。他のコメツガには花は見られなか…

熊四郎山の護る谷

雪解けのほぼ終わった熊四郎山と奥万座川の谷に朝日がやわらかく降り注ぐ。5月下旬、午前7時の万座温泉。 寒さが厳しい万座では、大正末期まではとても越冬できないと考えられていた。11月下旬になると根雪の前に万座を脱出し、冬を下界でやり過ごした後、…

森林インストラクターが案内する「森林観察会in玉原」

「ぐんま森林インストラクター会」では、新緑のブナ林と小尾瀬と呼ばれる玉原湿原を散策しながら、樹木や山野草・湿原植物の観察と自然環境の保全や森づくりの重要性を学び、自然とふれあう楽しさを味わってもらうため、昨年の初夏と秋に続いて3回目の「森…

リュウキンカ&ミスバショウ

先日下見に来てくださった中島先生が、その時のリュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)とミズバショウ(サトイモ科ミズバショウ属)の写真を送ってくれた。そういえば二つともずいぶん見ていなかったなあ。万座を出た後、笠ケ岳ホテルそばの湿原で撮っ…