毛無峠エリア

万座温泉周辺ハイキングガイド(毛無峠〜破風岳〜かたらいの森〜牛池〜弁天池)

埼玉県のT様を、万座温泉周辺を自然ガイドさせていただきました。ご宿泊は嬬恋村干俣の「花いち」さま。丁寧で温かいおもてなしが有名で全国的にもたいへん人気のお宿です。 群馬県嬬恋温泉・四季の料理を味わう、ふるさとの宿「花いち」 http://www.hoshik…

毛無峠イワカガミハイキングと高山村湯倉洞窟

相変わらず、森林セラピストと行く○○ツアーのコース考察を続けています。今日は万座温泉時代に私が最も好きだった場所の一つ、毛無峠へ。 毛無峠に着く少し前、道路沿いに御飯岳から湧き出る名水「ジロー清水」があります。いつもながら透き通って美味い水で…

破風岳へ

中村さんのお付きで、破風岳に測量調査に行った。嬬恋村の登山道はまだ整備中なところが多い。私が独立するまでにもうちょっと整備が進まないと、ちょっとやりづらいんですよね… 山頂にたどり着いて、測量はお終い。さて、久しぶりに覗いてみるか。 げーーー…

浦倉山〜土鍋山登山道草刈り

仕事で浦倉山〜土鍋山登山道の草刈りに来ている。草刈りとは名ばかりで、実際には笹刈り。ここ一帯は身の丈よりも高い、2mオーバーの笹で埋め尽くされている。チマキザサかクマイザサだろう。この中に草刈り機持って突っ込んでいくんだから、自然には全く…

毛無峠でアサギマダラのマーキング

毎年お越しいただいている佐藤様ご一家。初日の今日は毛無峠にアサギマダラのマーキングをしにいった。私も数度やったことはあるのだが、しっかりやってみるのは初めて。毛無峠にはヨツバヒヨドリが群生していて、ここのアサギマダラの飛来数は凄い。一年中…

トレイルランナー 鏑木毅

トレイルランナー、鏑木毅さんが、合宿にお見えになった。今後、何らかの提携をしていくことを約束させていただいた。鏑木 毅のトレイルランニングワールド http://www7b.biglobe.ne.jp/~tsuyoshikaburaki/何も山を走らなくても…と思っていたのだが、そうい…

イワカガミ と ヒメイワカガミ

実は今日は、イワカガミと、ヒメイワカガミの違いをはっきりさせたくて来ているのだ。私が種をいただいたのはどっちなのか、花の色はどのくらい白いか?などをはっきりさせたかった。まずは、普通のイワカガミ。うーん、時期が遅かったかな?葉っぱは丸く、…

毛無峠にて

用事があって毛無峠へ。破風岳の下に何か岩窟のようなものが見える。どのくらいの大きさなのだろう、広いのかな?この付近では1万年前の石器などが出土した岩窟もあるので、思わず探検に行ってみたくなってしまう。この付近の植生風景は「偽高山帯」と呼んで…

風の通り道

万座から車で20分。標高1,827mの毛無峠。 視界いっぱいに広がる矮小低木の群落は、まるで標高2,500mの高山帯にでもいるかのような錯覚を起こす。この風景を偽高山帯という。風衝地のため森林が成立できないのだ。 付近には縄文初期の石器が出土する洞窟群が…

破風岳へ

今日は本当は、芳ヶ平湿原に連れて行く予定だった…が、友人は昨日の熊四郎山遊歩道でへばってしまっているので、もっと簡単だと思われる破風岳に行くことにした。昨日から一日で、ますます紅葉は深まったようだ。富貴の滝付近は来週末まで持つかな〜破風岳登…

毛無峠

いよいよ、峠が迫ってきた。富貴の滝を越えたあたりから望む風の通り道、毛無峠。本当に印象的な景観だと思う。途中、破風岳と手前の紅葉が素晴らしいところがあった。毛無峠と破風岳。この景観まで登山ではなく車で20分で行けてしまうのだから、万座とはと…

万座〜毛無峠へ

今日から友人が宿泊体験記を書きに我が社に来てくれる。案内もする予定なので、付近の紅葉の進み具合をチェックしておこう。明日は芳ヶ平に連れて行く予定だが、とりあえず毛無峠の様子を見てこよう。万座峠は奇岩がたくさんあり、ここでの紅葉はなかなか見…

毛無峠へ

笛木さんご夫妻が、秋のPLT講座の打ち合わせに来てくれた。折角なので毛無峠を紹介することにした。取って置きの場所を案内。絶景に思わず息を呑む。それにしてもこの峠だけはどんなに暑い日でもいい風が吹いている。グライダーを盛んに飛ばしているグループ…

富貴の滝 紅葉

毛無峠に行く途中の「富貴の滝」は、別名「小串くつろぎの滝」といわれる。ここの紅葉はとても素晴らしいもの。今日は別件で立ち寄ったのだが、せっかくなので写真をアップしました。

御飯岳実踏会

先日、観光商工課の方々が御飯岳登山道の草刈りをしたという。前から登ってみたかった登山道、インタープリター会有志で実踏会を行うことにした。ちなみに実踏会とは滝澤支配人から教えてもらった言葉だが、使い方は合っているのか?御飯岳は標高2,160m、ぐ…

御飯岳をあるく。

☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆ 嬬恋村インタープリター会では、嬬恋村内、または近辺のハイキングコース・トレッキングコースの状況を把握するために、定期的に山歩きを行っています。 8月26日はまだ一般公開前のルートでもある、「ぐんま百名山…

ヨーガ・ピクニック(毛無峠)

万座ヨーガサークルの基幹行事であるヨーガ・ピクニック。午前中〜昼頃までの間に気持ちの良い場所に出かけてヨーガをやるというもの。これはかなり快感である。栄えある第一回目会場となったのは毛無峠。峠手前のいいヨーガ場がある。前からここでどうして…

ヒメイワカガミ

この時期の楽しみはもう一つ。ヒメイワカガミに会えることだ。ヒメイワカガミはこの峠の驚くべき絶壁に咲いていることが多い。今日、またすごい群落を見つけてしまった。しかし、今日眺めていて一枚目の色が真っ白のもの、真ん中のややピンク色がかったもの…

毛無峠の花々

梅雨のちょっとした晴れ間に毛無峠へ。先々週も見に来たのだが、道路が一部崩れてて通れなかった。万全の状態ではなかったが、大好きなムラサキヤシオに会うことができて良かった。毛無峠では、独特の風衝地ツンドラ植生の中、ミツバオウレンとイワカガミが…

ジロー清水の水源

毛無峠に行く途中、ジロー清水という湧き水がある。 万座周辺の水は酸性。万座山の湧き水も弱酸性。御飯岳の明神沢ですら微酸性。しかしジロー清水だけはどういう訳か弱アルカリ性を呈す。 ある日、ジロー清水をボトルにつめて車を出した瞬間、上部水源の森…

風の谷 紅葉

牧干俣線から県境を越え、県道大前須坂線を左へ10分ほど進むと毛無峠がある。目前には一年中風の吹きやまぬ山・破風岳(1,999m)山頂からの絶壁が行き止まりの様相を濃くする。僕はここを『風の谷』と呼んでいる。最も好きな場所の一つだ。 ここの荒天の日…

毛無峠への道

ここからは見たままにつらつらと。ナナカマドの葉はもう一つだったが実の色はいい。県境付近絶壁。『ジロー清水』上部の御飯岳西斜面。深い森だ。水も美味いわけだ。『富貴の滝』は別名『小串くつろぎの滝』とも言う。ここの紅葉はたびたび新聞に載る絶景。 …

ムラサキヤシオ

残雪がようやく無くなった頃、一年間待ちわびたあの花を見に毛無峠に行く。あの上品な紅紫色だけは忘れられない。 ムラサキヤシオ。 8回も染めたような鮮やかな色から名がついたのだという。色、名前、形、全てが僕にとってパーフェクトな花だ。今年も、パ…

毛無峠

まもなく、この日記をつけて一年になる。一年前、初投稿した時の風景に逢ってこよう。毛無峠に行くのだ。黄色い花粉がいっぱい舞っている。チシマザサ(イネ科ササ属)の葉の上まで黄色い粉が。今年はシラビソの花が大豊作なのだ。あちらこちらで大量の雄花…

ジロー清水

毎年、三泊四日のサマーキャンプでご利用いただいているトキワ松学園中学校様。そのコースの一つが『山と水コース』。 http://www.tokiwamatsu.ac.jp/chu-kou/index.htm志賀高原の清水公園の名水の他、さまざまな水を集め調査したりする。山と水の恵みを体験…

紅葉の小串

この辺のミネカエデはオレンジ色になる。カツラ(カツラ科カツラ属)の黄葉もたまには良い。渓流沿いによくあるとされるこの木は万座中心地には無いが少し離れるとポツポツと現れる。この木の大木は直径2mにもなるという。今後数百年をかけて万座にも進出…

富貴の滝

以前、「小串やすらぎの滝」と紹介した滝は、正式には「富貴の滝」という。ここに来て良かった。この滝だけは期待を裏切らない。10月6日の上毛新聞に載っていたらしく、結構な人数がこの滝の紅葉を見て楽しんでいた。

アサギマダラへの思い

ゆるやかに高原を舞い、風に乗りはるか上空を滑空する。アサギマダラは不思議な雰囲気のある蝶だ。南方系のマダラチョウ科としてはただ1種、7月〜10月、涼を求めて上信越高原に渡ってくる。 千代田町(邑楽郡)の友人が高原への中継地点とするためにフジ…

毛無峠今

セリ科の植物は判別が難しい。ミヤマシシウド(セリ科シシウド属)が目立っています。…実は種の自信がなかったのですが2枚目のアップ画像がよく取れていたので載せました。ミヤマセンキュウ(セリ科ミヤマセンキュウ属)は葉がシダ植物のようなのでこれはす…

ミヤママタタビ

前回の標高1800mのマタタビの記事を書き込んだら、すぐさま湯田師匠がメールをくれました。>>マタタビの山登り・・・・ミヤママタタビがあります。高山型で湯ノ丸など普通にあります。調べてみてください。 指令が出たので行ってきました。まずは花をチェ…