浅間山

浅間火山ガイド 研修会

今日はNPO法人浅間山麓国際自然学校の浅間火山ガイド研修会。浅間火山の専門的知識を有するガイドを育成しようとしている。 講師は信州大学研究員で東信地域などの火山地質に詳しい高橋康さん。 まず表コース最大のガレ地に到着。ここでは、見えている山のこ…

浅間火山学習会

今日は浅間山麓国際自然学校主催の浅間火山学習会。荒牧重雄先生(東京大学名誉教授)による室内講義。 荒牧先生は、火山の解説は見えている山容や風景、岩石やマグマだけではなく、宇宙の始まりに思いを馳せることができるようなインタープリテーションが望…

浅間山試行学習会

総務課の加藤さんの指令で、今日は浅間山試行学習会の引率をやる。今後、嬬恋村では小中学校を中心に地域のシンボルである浅間山について勉強会を積極的に行い、郷土愛をはぐくみ、浅間山をもっと生活の中で確かな存在にしていこうとしている。 その取り組み…

もう一つの浅間山ルート 調査登山

浅間山の登山口は現在、車坂峠と天狗温泉にしかない。つまり、小諸市にしかないのだ。 嬬恋村を象徴する山であり、近年において噴火と人の営みのドラマは嬬恋側で激しく展開されていたのに、私たちの心の拠り所となる山なのにである。 ひょんなことから昭和3…

浅間山登山下見 前掛山〜湯ノ平〜草すべり〜中コース

さて、午前中の下見のはずが、天気と足の調子が良かったせいですっかり遅くなってしまった。3時を回って雲も出てきたし、急いで帰ろう。 嬬恋村側が良く見える。この見下ろす気持ちよさがあるからまた来たくなるのかな。 2004年の噴火でつぶれたシェルターの…

浅間山登山下見 Jバンド〜前掛山

本当はここでUターンするつもりだったのだが、今日は調子が良いので、前掛山まで行ってみることにした。 絶壁のように見えるが、固い溶岩とそうでもない火砕物が交互に成層しているので、段差ができうまく通れるようになっているのだ。 Jバンドを降りて間も…

浅間山登山下見 トーミの頭〜黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳

トーミの頭からまずは黒斑山に向かう。少し歩くと、草すべりとの分岐点。浅間山方面の景色はとても開けている。ここにダイブする感覚で降りていくのが草すべりの魅力。 しかし私は黒斑方面へ。15分ほど樹林帯を歩く。 黒斑岳山頂(2,404m)到着。ここまで来る…

浅間山登山下見 車坂峠〜トーミの頭

来年からは私も浅間山に詳しくなる必要がある。もしかしたら登山ガイドをするメインの山は浅間山になるかもしれない。9月19日に学生を引率する予定もあり、ひとまず下見に登ることにした。 車坂峠登山口、表コースを登る。私はピークハンターではないので、…

六里ヶ原−舞台溶岩ハイキング

舞台溶岩に上り、鬼押出し溶岩に迫るハイキングコースがあるという。どんなコースなのか早速行ってみることにした。片蓋川から上に登る。このように登ると右側にだけ吾妻火砕流の跡を見ることができる。片蓋川は吾妻火砕流の端を選んで流れたのだろう。なぜ…

Yokoso! Japan 大使と荒牧先生 御一行様

今日は村役場がYokoso! Japan 大使の皆様をお招きし、荒牧先生が火山としての浅間山や草津白根山についてご説明する…ということをしている。10月に行われる火山砂防フォーラムで、外国人旅行者に対して火山をどのようにプロデュースしていくのかということを…

第1回つまごい村歴史探訪 天明の浅間焼けと悲劇の村・鎌原

今日は郷土資料館、鎌原観音堂、鎌原集落を散策し嬬恋の歴史を探るイベントです。当会会員でもあり、郷土資料館のボランティアガイドでもある方が担当した。久しぶりの観音堂だったが、「はかりばばあ」とやらが出現!観音堂に詰めているお年寄りに聞いたと…

浅間山(前掛山)登山

浅間山(前掛山)初登山。鋸岳から攻める。雲の中を登り、鋸岳でようやく雲が退いてきた。これから挑む浅間山が姿を現す。アマツバメが猛スピードで舞っている。風切り音がすごい。この場所、鋸岳でこれから挑む山をしばし眺めるのは、いいコースだ。このコ…

もう一つの浅間山ルート

仲間と、浅間山(前掛山)に登った。成長を続ける国内有数の活火山、浅間山。この山には、既存のルートよりももっと美しいルートがあるはずだ。 私達が提案するルートが整備されれば、標高差1,000メートル、行程9時間の回遊コースが誕生する。地球の息吹を全…

交流登山「黒斑山塊」

今日は待ちに待った黒斑山登山の日。恥ずかしながらネイチャー木村は黒斑山に登ったことが無かったのだー!別に騙してた訳ではありません。皆さんが勝手に嬬恋村周辺の山を登りつくしていると思っているだけです。はい。準備体操の後、登山届けを出し、進む…

霧の湯の平

仲間たちとやっと、黒斑山塊を周遊する夢が叶った。予定の9月12日は大雨、13日も雨、3度目の計画でようやく霧。もう行くしかない。 トーミの頭から草すべりを下りると、湯の平は霧が晴れ、周囲の尾根は霧に隠されてしまっている。湯の平はすっぽり霧にふたを…

嬬恋村インタープリター会交流登山 黒斑山塊 

(リクエスト多数につき復活しました!) 群馬県の標高第三位である「黒斑山(2,404m)」。浅間山火山の第一外輪山の最高峰であり、眼前に迫る浅間山、花の百名山と、話題の尽きない山です。今回は長年医療に従事してきた小林勝三氏のテーピング実施訓練を…

嬬恋村インタープリター会交流登山 「黒斑山塊」

△--△--△--△--△--△--△--△--△--△--△--△--△--△群馬県の標高第三位である「黒斑山(2,404m)」。浅間山火山の第一外輪山の最高峰であり、眼前に迫る浅間山、花の百名山と、話題の尽きない山です。今回は長年医療に従事してきた小林勝三氏のテーピング実施訓練を…

春一番の花

5月下旬、浅間の森を歩く。今年のグリーンシーズン初回のイベント。冬ですっかり身体が鈍ってしまった私たちを、春一番の花、オオカメノキの花の甘い芳香が私たちをつつんでくれる。清らかな純白の花をみると、やっぱり山は神聖なものだと思い、この花が一…

群馬県緑のインタープリター会との交流会

今日は歴史ある群馬県緑のインタープリター会との交流会。粕川さんがこのお話を持ってきてくださった。この日をとても楽しみにしていた。とっておきの場所に連れて行くのだ。当日は、小諸市やまびこの会の方も3名ご参加くださった。まずは、群馬県の児玉さ…

溶岩樹型付近

5月21日の「群馬緑のインタープリター会」との交流会の下見を、私を含めメンバー5人と行った。まずは溶岩樹型上部に。溶岩樹型の穴にはまだ雪が残る。1・2月にここに雪が乗って穴が塞がっていたら、スノーシューで歩いたら落ちてしまうだろうな。途中、雨に降…

噴煙たなびく

浅間山の噴煙がはるか東方に、そして穏やかにたなびいている。するべくして噴火した2004年9月1日、浅間山中規模噴火。あたりまえの事だった。一部始終を見ていた。そのあたりまえの事で、住民はもちろんのこと行政、マスメディア、学識者、観光業者等は意馬…

浅間火山のインタープリテーション

この研修会はNPO法人浅間山麓国際自然学校登録インタープリターの方々を対象としたスキルアップの為の研修会であるが、今後の事業展開として嬬恋村インタープリター会や鹿沢パークボランティアとの共同活動を検討していることから、その2つの団体登録インタ…

溶岩樹型付近

用あって溶岩樹型へ。途中、紅葉台下の大名沢付近のトウゴクミツバツツジが最高。昨日の撮り漏れ。ミズナラの芽がいっぱい出ている。去年ドングリが豊作だったからなあ。マイヅルソウ(ユリ科マイヅルソウ属)は、今日も上手く接写できなかった。 溶岩樹型は…

シラハゲからの眺め

今日はシラハゲの上に立つ。しかし凄い景色だ。ここから村を眺めるとかつてあった旧嬬恋湖、そして湖面に映る火を噴く浅間山、悠然と湖畔を歩くナウマンゾウ、そして祖先達の森の暮らし・・・そんな風景が頭の中を駆け抜ける。鬼押出し溶岩流を上から見るの…

鬼相撲場を探して

鬼相撲場へのルート再挑戦。レベル3以前に整備されていた道を進む。カバノアナタケ(タバコウロコタケ科サビアナタケ属)発見。今回は胸の高さにあったのでじっくり観察できた。といってもやっぱりどう見てもきのこに見えない。万病の素といわれる活性酸素…

鬼の相撲場付近

鬼押出し溶岩流の中腹には、「鬼相撲場」と呼ばれる不思議な平坦地があるそうな。そう聞いてルートを辿るがまたたどり着けない。林の中を越えれば行けそうなのだが帰って情報をもう少し揃えてからにしよう。囚人道が見つけられない。途中の軽石層の壁に横ク…

シラハゲ付近

2?付近では、非常に強いエネルギーを受けて破裂したような木とすれ違った。昨年の火山弾の可能性もある。さて、シラハゲ付近に到着。今日はこのルートの確認に来たんだが、道を間違い大変な目にあった。明日もう一度来よう。1m程のクレーターが一つあった…

溶岩樹形付近

ツバメオモトが咲き出した。万座のよりも浅間のほうが茎が短いように思える。トウゴクミツバツツジの株も多い。酸性の浅間の土によく合う木だ。不明なのがこれ。ヤブレガサorモミジガサorヤマタイミンガサのどれかなのだが花の時期にでも再調査するか。美味…

浅間の雪形『逆さ馬』

今、村ではヤマザクラがきれい。さて、実は今日は浅間の雪形『逆さ馬』を撮りに来たのだ。この雪形は農作業の合図で、どうしても一面のキャベツ苗を浅間山をバックに撮っておきたい。まずはこのヤマザクラ(バラ科サクラ属)を入れて撮ってみる。うーん、イ…

浅間山山麓広域地域観光活性化シンポジウム

国内の観光需要が落ち込む中、エコツーリズムやグリーン・ツーリズムなど、環境・体験・教育をキーワードとする自然体感型観光が注目されてきています。そこで観光関係者を中心に「インタープリテーションによる地域の活性化」を目的とするシンポジウムを環…