浅間山登山下見 Jバンド〜前掛山



本当はここでUターンするつもりだったのだが、今日は調子が良いので、前掛山まで行ってみることにした。
絶壁のように見えるが、固い溶岩とそうでもない火砕物が交互に成層しているので、段差ができうまく通れるようになっているのだ。


 


Jバンドを降りて間もなく、岩が通せんぼ。こういうの困るなあ。でも通ろうと思えば通れる程度だった。ラッキー。
下からJバンドを見上げる。ここから登るルートを初めて見つけた人は偉大だ!


 


巨大な火口、湯ノ平高原。この中を歩くと、雄大すぎて何か不思議な感じがする。
そのうち、いったんは森を歩くことになる左折して前掛山へ。


 


浅間山への、長ーい登山道に出る。ここからが結構長い。前掛山まで1時間以上かかる。
おーっと、前方から下山団体が!鋸岳の方はあまり人もいなかったけど、さすがにこっちに来ると、かなり人とすれ違う。どこからのルートが登山者が一番多いんだろう?


 


前掛山のキツイ傾斜は、立入禁止掲示板前でようやくなだらかになる。ここでみんな休憩。
右に進路をとり、前掛山に向かう。


 


前掛山までのルートは、車坂峠からの直線距離の倍以上あると思う。幾重にも火口と絶壁が立ちはだかり、回り道を余儀なくされる。でも、これが最後の尾根だ。
前掛山山頂(2,524m)に到着。ここから火口の中に見えるのは1783年の大噴火で発達した釜山(2,568m)だ。さっきまで下から見上げていたのとは違う山がある。不思議だ。