浅間山試行学習会



総務課の加藤さんの指令で、今日は浅間山試行学習会の引率をやる。今後、嬬恋村では小中学校を中心に地域のシンボルである浅間山について勉強会を積極的に行い、郷土愛をはぐくみ、浅間山をもっと生活の中で確かな存在にしていこうとしている。
その取り組みは10月の火山砂防フォーラムで発表される予定になっている。


嬬恋郷土資料館で参加者と合流し、車坂峠へ。東中の陸上部と一般のお客様数名で合わせて30名ほどのパーティに。いざ、出発。

トーミの頭で雲の間から浅間山が顔を出した。いいぞいいぞ。


 


子供たちも初めて見る絶景に驚いた様子。


今回は講師に気象庁地震火山部火山課噴火予知調整係長の飯島聖さんが一緒だったので、私は観光的なことや大まかなことを話し、専門的なことは飯島さんにお願いした。


 


中学生1年生で、ジャージと運動靴という姿は、浅間山登山には不似合いであるが、彼らの運動ポテンシャルでは何ら問題はなかった。男子生徒は特に。やはり、嬬恋の子は足腰が強いのかもしれない。稲刈りやキャベツやら、家のことを手伝っているのだろうか。また、役場の職員が大勢引率していたので、具合が悪くなった女子生徒はすぐに対応できた。


 


鋸岳で熱く浅間山を語る飯島係長。
その後で、佐藤幸光さんが嬬恋村から浅間山に登山道ができたらいいなと思うかどうかを聞いてみた。おおよそは、あるといいなと思ったようだが、それが自分の暮らしにどんな波及効果があるのか解らなくて、うまく回答できないでいるようだった。


 


さて、帰ろう、私たちの嬬恋村に。お山は昼過ぎには下りるもんだ。ホシガラスくん、また今度ね。