溶岩樹型付近



5月21日の「群馬緑のインタープリター会」との交流会の下見を、私を含めメンバー5人と行った。まずは溶岩樹型上部に。

溶岩樹型の穴にはまだ雪が残る。1・2月にここに雪が乗って穴が塞がっていたら、スノーシューで歩いたら落ちてしまうだろうな。

途中、雨に降られて参ったが、大島さんにこの付近のことを紹介できて良かった。


  


昨年はカラマツの球果が素晴らしかった。見渡す限り豊作だった。カラ類の混群がカラマツの実をついばんでいるシーンに幾度となく出会った。そして、どうやらリスもずいぶんあやかったようだ。写真はアサマゴヨウ(キタゴヨウのことを浅間ではこう呼ぶ)食痕とカラマツ食痕の大きさの違い。

しかし、考えてみると、今年は浅間ではアサマゴヨウの球果も大豊作だったのだ。加えてシラビソの球果の豊作…こんなに山の実が豊作だったのに、種の小さいカラマツをどうして食べる必要があるのだろう。そして、この秋は豊作の翌年、必ず起きる大凶作が待ち受けている。せめて、ミズナラのドングリが豊作となれば救われるのだが…。

ナナカマドの上には、はっきりと昨秋のものとわかる熊棚があった。昨秋は浅間の方でもミズナラが不作だったからナナカマドでも食べたのかな。それともいつも食べるのかな。


  


ガンコウランの花が咲いている。確かガンコウランは雌雄異株である。しかしもう一つの花が見つけられない。触ると花粉を出したのでこれは雄花かと思いきや、ネットで調べるとどうも雌花だったようだ。雄花は、
http://www.afftis.or.jp/yamahana/k5.htm
だというのだが、ちょっと待て、じゃああの花粉は何だったのか?…そういえば白根で見た花の時期のガンコウランは葉も真っ赤かだった。緑葉が見られるが、これは一体?

ミネズオウが咲き始めている。当日は満開だろう。

カモシカの糞の上には、何か見慣れないものが…。スライムのような物の上に黄色いポツポツが。なんじゃーこりゃあ!