2005-01-01から1年間の記事一覧

パノラマライン北ルート(バラギ〜古永井)

今日は、先日電池切れで撮れなかったパノラマライン北ルートのバラギから古永井の写真を撮りに来たのだ。こっちのエリアは一面のキャベツ畑が自慢なので、どうやら紅葉というよりキャベツの頃の方が良さそうだ。しかし道路としての美しさ、広大さは現れてい…

ホオノキの実+

表万座スキー場付近の森を少し散策。いろいろ用事を済ませ、ホオノキの実に小動物が齧った跡があったので拾っておいた。ふと上を見上げると、ホオノキよりも低い雑木に齧られていない実が引っかかっていた。これでフレッシュな種をゲット。カバノアナタケが…

今年最後の早朝散歩

早朝散歩はまだ数日続くが、僕が受け持つ日は今日が今年最後となる。もう日の出前はだいぶ寒い。今日も石段を登りたかったのだが霜が降りていて危なかったので、東屋までにした。 …そういえば、今朝は東屋(あずまや)から四阿山(あずまやさん)を眺めてい…

四阿山の裾野

標高2,354m、日本百名山、四阿山。浅間山がなければ上信高原で最高の山だ。かつての噴火口は直径4キロもあり、発達時は3,000m級の山だったとも言われる。 パノラマラインを走ってふと、四阿山とその裾野の全貌が見えた。なんと広大な裾野だろうか。そして…

早朝のカラマツ林

早朝、万座ハイウェーを下るのをとても楽しみにしている。カラマツの葉は隙間が多く、漏れた光は林内を明るく輝かせる。出かけるたびに、カラマツ林の輝きの洗礼を受ける。出かけるたびに、そうでもなかったカラマツの事がどんどん好きになっていく。

キャベツ・ロード(パノラマライン北ルート)

まだ撮り足りない。そういえば、キャベツ・ロード(パノラマライン)の紅葉はまだ撮っていない。早速、行ってみた。…予想を上回る絶景続きでため息の連続。このルートはあと一週間はもちそうだ。晴れた日、とにかくこのルートを走ってみてほしい。嬬恋に住み…

快晴の朝

ハイウェーを下る最中、弦ヶ池の霜があんまり輝いているので思わず車を止めた。今日は驚くべき快晴の朝だった。万座ハイウェーのカラマツを現す写真としては、今シーズンの年の1、2位を争う程のものになった。もう一つ撮りたい画がある。道路脇ののり面によ…

森の博物館 現物標本 -日本人として知っておきたい木30種-

森の博物館原物標本―日本人なら知っておきたい木30種 発行オーク・ビレッジ【稲本正】(1994) 発売オークハーツ ¥2,100 とにかく、綺麗な標本である。樹種によって色や木目がこうも違うのかと思い知らされる。現物はルーペなどを使いさらに観察する事をお…

この木なんの木

この木なんの木 著者 佐伯浩 発行 海青社(1994/08) ¥1,632 本書は木目の特徴を捉え、木の名を探る道筋を説明したもの。主に肉眼で観察し、補助的にルーペを使う。日常手にし、手に触れるものをこの木なんの木とウォッチングする。 ブナの森を讃え、その保…

オオシラビソの果鱗

ちょいと用ありで弁天池の裏側に行った。すると足元に球果の欠片がいっぱい。初めリスの食痕かと思い通り過ぎるところだったが、少し違う。そうだった、今年はオオシラビソの実の豊作の年。これはその果鱗ではないか。オオシラビソなどのマツ科モミ属の球果…

身近な自然のつくり方 −庭や窓に生き物を呼ぶ方法−

身近な自然のつくり方―庭や窓辺に生き物を呼ぶ法 著者 藤本和典 発行 講談社(1997/04) ¥693 近年、『ビオトープ』という言葉をよく耳にする。ヨーロッパ、特にドイツを中心として誕生したもので、「生き物たちが生活できる環境を復元させようという活動」…

埋没文化財展示室

少し、いや大分解りにくいのだが、八ッ場ダム広報センター・やんば舘の向かい側に八ッ場ダム調査事務所というのがある。ここで今、埋没文化財展示室というのをやっていた。 実は前に発掘中に訪ねてお話を聞かせてもらった事があるが、いやいや、立派なものが…

吾妻渓谷

今日は「まんざだより」作成のため吾妻渓谷を歩くのだ。前に『ようこそダムに沈む川原湯温泉』だった看板は、『なつかし あたらし 川原湯温泉』になっていた。どうやら全国から募集していたようだ。中には、「は?」みたいなものもあって楽しい。どうせなら…

万座ハイウェーのカラマツ

万座ハイウェーのカラマツが黄葉の見頃を迎えている。森に入れば恐らくカラマツの葉シャワーの洗礼を浴びるのだろう。それもまた楽しそうだ。条件が良いのでこのまま万座でぶらぶらしていたいところだが、今日は次がある。先へ進もう。

水と緑の国、日本

水と緑の国、日本 著者 富山和子 発行 講談社(1998/10) ¥2,940 地形急峻、川の短い国土でありながら、なぜ私たちは水に不自由しないですむのか。…やがて著者は国土の7割を占める森林と、森林を支えてきた林業というものの重要さに思い至る。しかし林業とは…

鹿沢園地

11月8日養成講座の下見として湯田師匠を鹿沢園地にご案内してきた。当日、木々は全て落葉してしまっているだろう。今日はツリバナに野鳥の毛がついているのを発見した!どうしてつけてしまったのだろう?通り抜ける際か別の実を採っている時に油断して当たっ…

初雪の朝(昼)

10月23日深夜から降った雪は、朝には10cmほどの積雪になっていた。今年は10日くらい雪が遅かったろうか。 散歩に出てみると、紅葉の木々がみんな雪に覆われ、さながら真冬の様な銀世界になっている。これはこれで綺麗だけど、今日撮りたい画ではない。少し時…

黄金の森

嬬恋村田代から黒斑山と高峰山の間を抜ける群馬坂林道を走る。車坂峠(1,973m)が近づくにつれてカラマツ林の黄金色の輝きが目に留まる。 嬬恋にはどこにでもあるカラマツ林だけど、この付近のカラマツ林は整然として美しい。 信州が原産地のカラマツは、浅…

平成17年度ぐんまグリーン・ツーリズム推進サポーター育成講座

〜農村地域へ訪れる都市住民等の受け入れ態勢など、地域でのグリーン・ツーリズム推進をすすめたい人のための講座です〜1.開催期日 平成17年11月24日(木)および、11月30日(水)〜12月1日(木) 延べ3日間2.場所 群馬県庁【11月24日…

環境問題とは何か

環境問題とは何か 著者 富山和子 発行 PHP研究所(2001/10) ¥693 著者は、「水と緑と土は同義語」「水田はダム」との理論を提起したことでも知られ、日本における環境問題の草分け的存在。その総合的な研究は富山学とも呼ばれる。 「文明人はその足跡に砂漠…

万座から浅間へ

快晴の朝、ダケカンバの黄葉の向こうに下弦の月が美しい。万座ハイウェー上部のカラマツもだいぶ色づいた。久々に快晴の日に鬼押しハイウェーを走った。浅間山の近景も久しぶりだった。

早朝散歩

22日夜〜23日未明にかけて降った初雪がまだ山の上部に残っている。牛池の森で朝日に捕まる。木漏れ日のなか歩く巨木林。やわらかい朝日に、ナナカマドが特別光って見えていた。

万座初雪

今日、万座に初雪が降った。例年より10日程遅いが初雪にして10cmはなかなかの量。折角なので写真を撮り歩く。牛池は見るとたいした事ないのだが写真を撮るといつも美しい。プリンスゲレンデに出て四阿山を望む。絶景にうっとり。これは、少し出かけるか。…

浅間山麓国際自然学校研修会

今日のタイトルは「高山蝶の生態と保護活動について」 講師は尾瀬保護財団評議員の布施英明様。湯の丸山高山蝶パトロールで一度お会いしている。午前中、机上講義をしてお弁当の後、午後から少しフィールドへ。ミヤマモンキチョウ等の食痕は葉が全て落葉して…

秋の思い出

高島先生からCD-Rが届いた。この秋、万座の水源までハイキングした時のものだ。途中ナラタケを含む雑きのこをいくつか採りながら巨木の森を進み、目的地(水源)では清流をそのまま使ったきのこ汁をこしらえ、おにぎりを一緒にほおばる。あの味噌汁の味は忘…

万座ハイウェー 紅葉台

大名沢、紅葉台付近。今年は色が良くないというものの、この谷の全体像としてはまずまずまとまった紅葉が見られる。カエデではハウチワカエデ、コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、ウリハダカエデ、ヒトツバカエデ、イタヤカエデ、カラコギカエデを確認し…

図説 日本の植生

図説 日本の植生 著者 沼田眞/岩瀬徹 発行 講談社(2002/02) ¥1,155 一般的に気候帯に対応し水平や垂直に分布し相観で分けられる樹林帯(亜熱帯多雨林、常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、常緑針葉樹林など)の植生や、火山、湿原、海岸林などの立地的環境はもち…

ジロー清水の水源

毛無峠に行く途中、ジロー清水という湧き水がある。 万座周辺の水は酸性。万座山の湧き水も弱酸性。御飯岳の明神沢ですら微酸性。しかしジロー清水だけはどういう訳か弱アルカリ性を呈す。 ある日、ジロー清水をボトルにつめて車を出した瞬間、上部水源の森…

風の谷 紅葉

牧干俣線から県境を越え、県道大前須坂線を左へ10分ほど進むと毛無峠がある。目前には一年中風の吹きやまぬ山・破風岳(1,999m)山頂からの絶壁が行き止まりの様相を濃くする。僕はここを『風の谷』と呼んでいる。最も好きな場所の一つだ。 ここの荒天の日…

星座の文化史

星座の文化史 著者 原恵 発行所 玉川大学出版部(1982/01) ¥1,260 著者は星の神秘に見せられ天文学者を夢見た日もあったが宗教文学と語学を専攻し、もっぱら星座神話や星の名の意味、歴史の研究を得意とする。 この本はすでにある程度、星座に親しんでいる方…