2005-01-01から1年間の記事一覧

森林観察会in玉原

今日はぐんま森林インストラクター会の行事。秋のブナ林と小尾瀬と呼ばれる玉原湿原を散策する森林観察会。僕も楽しみにしていた。今日の第2班の講師は小林さんだった。…しかし次第にブナ林に近づくにつれ、どうも皆の動きが地面を這うようになる。あらま、…

紅葉の万座峠

今日も引き続き良い天気だ。雲上の紅葉は駆け足で通り過ぎていく。撮れるうちに撮っておかねば。早朝散歩のコースの一つとなっている万座峠。若干ピークを過ぎた感あり。少し進むと右上にかつての溶岩ドームか?見事な奇岩がある。ここの奇岩と紅葉のコント…

毛無峠への道

ここからは見たままにつらつらと。ナナカマドの葉はもう一つだったが実の色はいい。県境付近絶壁。『ジロー清水』上部の御飯岳西斜面。深い森だ。水も美味いわけだ。『富貴の滝』は別名『小串くつろぎの滝』とも言う。ここの紅葉はたびたび新聞に載る絶景。 …

バカの壁

バカの壁 著者 養老孟司 発行 新潮社(2003/04/10) ¥714 いわずと知れたベストセラー(400万部)。贈って下さった佐藤先生が見える前に読み終えたかったが、その後になってしまった。 【「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主…

万座の星空ウォッチング

10月1日からスタートした本企画、21時の時点で今年は天気が悪く3日間しか星が出てくれていない。その3日目となる今日は、上弦から満月へと移行中の月齢9.7の明るい月が高くあったが、肉眼でプレアデス星団(昴)、双眼鏡でアンドロメダ銀河も見える星空とな…

誘いは 紅葉に染まる 露天風呂

このところの天気では信じられない快晴の日。露天風呂写真撮影の絶好の日。ナナカマドの窓から正面玄関をのぞく。まずは大浴場『長寿の湯』内の“姥苦湯”。女湯湯船から熊四郎山西側が見える。ここからの紅葉が最もバランスが良い。しかし一番人気はこの展望…

松川渓谷周遊コース

今日は当初、破風岳を登る予定だった。しかし毛無峠に近づくにつれ雲行きが怪しくなっていく…。風も出てきた。オイオイ、遭難しそうだぞ。あきらめて松川渓谷周遊コースに切り替え、牧干俣線を下っていく。すると急に晴れ、さっきまでの天気が嘘のよう。記念…

万座の水源

トキワ松学園の先生方が遊びに来てくださった。今回はプライベートなので、僕も一緒に大いに楽しませていただいた2日間だった。初日は万座の水源へ。鹿沢地区PVの会の下谷会長も同行してくれた。標高1,750m付近のタラノキの実はようやく黒く熟してきた。ハ…

紅葉の芳ヶ平

安中のキッシーがどうしても芳ヶ平に連れて行けと言う。今日は部屋の片づけで忙しいのだ。断ろうとすると「断らないで!私たち後何年生きれるか解らないのにもう最後かもしれないのに、お願い!」ううっ。ネイチャー木村は死をチラつかせられると弱い(皆そ…

芳ヶ平の宝石箱

びっしりと敷きつめられたチシマザサは、まるで緑色の絨毯のよう。その上に赤やら黄色やらオレンジ色のビーズが散りばめられる。届くはずもないのに手を伸ばせばビーズを転がせそうな気がする。それがチシマザサ帯、分水嶺の紅葉。雲の上の紅葉。 ある日、芳…

星座の話

星座の話 著者 野尻抱影 発行所 偕成社(1981/02) ¥1,427 著者の野尻抱影氏は1885年神奈川県生まれ、研究社編集部長、早大・毎日天文館講師、五島プラネタリウム理事等を歴任、星の研究家として活躍し、著書多数、1977年没。 天文学では地球上の国分けや県分…

湯の丸レンゲツツジ保護増殖活動

この事業に関わってもう随分たつ。この日のために授かったフォレスト工房もくりのスペシャルヘルメットを持参。うーん、美しいフォルム。おろしたてのオレンジ色は湯の丸山の満開のレンゲツツジを髣髴させる。まさにこの事業にピッタリ♪皆、ガンガンに木を伐…

四阿山トレッキング

嬬恋村ふれあいハイキング。最近は内田さんが開会式&準備体操をやってくれるので助かる。早速ゴンドラで2,050m地点へ。中盤あたりからやっとツツジ科スノキ属のものが紅葉を見せる。今年は1週間ほど遅れているようだ。さすがに頂上付近では、ミネザクラが…

村上山・鹿沢園地紅葉ハイキング

この日は環境省鹿沢地区パークボランティアとしての活動。村上山(1,746m)は初登頂となる。実は楽しみにしていた。このコースは山頂手前のあずまやの他には休む場所がない。僕としては一本道でもその位置休憩で立ったまま休みを入れ、その間に森のお話をし…

ニューワイド 学研の図鑑3種 〔大型本〕

地球・気象(2001/11) 宇宙(2000/06) 星・星座(2001/06) 学研発行 各¥2,100 内容としては小学校高学年〜中学生向きのものであるが、それ以上の方でもその分野をしっかりと網羅した内容の図や写真を用い説明がなされているので楽しめるし、復習(リハビリ)に…

ぐんまグリーン・ツーリズム体験in嬬恋

昨日のインタープリテーションの様子を安斎さんが写真にして持ってきてくれた。2日目の今日は午前中は各コース共体験プログラム、午後からは全体研究集会となる。なかなか辛口の意見を言われてしまったコースもあったが言ってくれて良かった。グリーン・ツー…

ぐんまグリーン・ツーリズム体験in嬬恋

今日は【ぐんまグリーン・ツーリズム体験in嬬恋】開催日である。全7コース、1泊2日のイベントである。 http://www.vill.tsumagoi.gunma.jp/osirase/greenturisum/youkou.htm我らが嬬恋村インタープリター会ではそのうち2コースの案内を担当している。僕…

図説 植物用語事典

図説 植物用語事典 清水建美著 梅林正芳画 恒理俊次写真 八坂書房発行(2001/07) ¥3,150 植物用語約1200を700点の写真や図版でわかりやすく解説。通常の図鑑は植物の名前に続いて特徴が記述されるケースが多いが、本書は初めに特徴があって、続いて植物が出…

湯の丸山下見

9/23の【グリーン・ツーリズム大会in嬬恋】では、湯の丸山−角間峠を案内する事になっている。今回、時間の都合上、湯の丸山だけにする予定になり、念のため下見をしておく。ハクサンフウロの紅葉が目立つ。こういうのをクサモミジという。ハクサンフウロはゲ…

インタープリター養成講座

〜伝えたいこと、見せたいもの。〜 嬬恋村インタープリター会 インタープリターとは、解説者・通訳者という意味です。野外でこの言葉を使う場合、自然解説者とか自然案内人として使われています。自然は多くの事柄を私たちに語りかけていますが、それらはい…

読書場

ある日、読書をしに森に出かけた。木蔭を探してふらっと歩き始めたら、自然とこの場所に来た。 朝日山ゲレンデにある“万座の五葉松”は村指定の天然記念物。主幹は目周り5.05m、群馬県のゴヨウマツでは最も大きい。根株は大きく持ち上がり、樹幹の瘤と捩れに…

森の教室だより

8月22日から3日間ご宿泊いただいたトキワ松学園中学校森の教室ご一行様の高島先生よりお便りをいただいた。わざわざご丁寧にCD-Rとラミネートした写真でお送りくださった。恐れ入る。写真はシラビソ(除伐されたもの)の樹脂の香りを嗅がせているところ。雨…

写真で見る 植物用語

写真で見る植物用語 岩瀬徹・大野啓一著 全国農村教育教会発行(2004/05) ¥2,310 優れた一冊。植物の観察では「名前の壁」とともに「用語の壁」に突き当たることがしばしばあります。用語にはこだわらずとも植物観察はできますが、用語の理解が観察の鍵にな…

早朝散歩

今日は25名様くらい。今日の牛池の湖映する空の色ときたら凄かった。なんと美しい瑠璃色か。ツルコケモモ(ツツジ科ツルコケモモ属)の実がほど良く熟している。コケモモよりも一まわり大きな実をつける。 ヒロハツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)の実が割れ…

富貴原の池コース

今日は本白根山空釜一周(時計逆まわり)コースを逆に進み、富貴原の池コースとやらを視察してきた。初心者でも楽しめるコースであれば次回のまんざだよりで紹介しようと思っている。木漏れ日のヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)がきれいだった。この看板を…

樹木を見分けるための図鑑2種

★葉でわかる樹木 625種の検索 馬場多久男著 信濃毎日新聞社発行(1999/12) ¥3,360 ★冬芽でわかる落葉樹 監修・亀山章 写真・馬場多久男 信濃毎日新聞社発行(1988/01) ¥2,650 図鑑を片手に森に入っても、目の前に現れた解らない木は、解らないままなことが多…

ミヤマガマズミ?

パークボランティアの下谷会長からメールをもらった。浦倉土鍋破風毛無峠コースに挑み10時間弱歩いたのだという。そして、ミヤマガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)なる写真を添付してきた。初めて見た。そのコースのちょいと先が万座である。僕も少し周…

森林インストラクター養成教科書選集、試験問題例集

★森林インストラクター養成講習教科書選集(全国森林レクリエーション協会編集作成)¥3,675 ★森林インストラクター資格試験問題例集(全国森林インストラクター会発行)¥2,100 森林インストラクターを目指す者必読の2冊。まずこの2冊を購入し、自分にどれ…

森林・林業白書(索引付) 平成16年度版 次世代へと森林を活かし続けるために

森林・林業白書〈平成16年度〉次世代へと森林を活かし続けるために 編集 林野庁 発行日本林業協会(2005/06) ¥2,940 第162回国会提出 森林インストラクター試験では、毎年この白書から数問出るという。それで購入し読んだ。しかしどの問題がこの中から出たの…

キタゴヨウの下で

最近は館内改装工事やらで音がうるさくて本も読めない・・・そういえば、山には探検や遊びに行くだけでなく、別に読書しに行ったって良いのだ。今日気がついた。なんとした事か。部屋から歩いて10分で村指定の天然記念物、万座のゴヨウマツ(マツ科マツ属…