吾妻渓谷



今日は「まんざだより」作成のため吾妻渓谷を歩くのだ。

前に『ようこそダムに沈む川原湯温泉』だった看板は、『なつかし あたらし 川原湯温泉』になっていた。どうやら全国から募集していたようだ。中には、「は?」みたいなものもあって楽しい。どうせならもっと載せてほしかった。
http://www.kawarayu.jp/info/info3.html

千人屈とやらが出てきた。期待して見てみたが、20人位しか入らないぞ?50倍もサバ読むもんじゃない。

見晴台の景色はなかなか。ここも、ダム完成時にはまた違った景色になるのだろう。


  


スラッとした三つ又の巨木はブナ。今日吾妻渓谷で撮った写真の中で最も気に入った写真。森の神秘に溢れている。

この付近は三つ又の巨木が多い。三つ又の木は神宿る木。神々はあの分かれ目に座ってお休みになる。ここはさしずめ談話室なのであろう。八ッ場ダム建設についてはどんな話をするのだろう。

ツクバネ(ビャクダン科ツクバネ属)があった。痩せた土地でツガ・モミ・アセビなどに半寄生しているのだそうだ。教えてくれた方は「塩漬けにしてお正月の飾りに使う」と言って採っていた。昔は、この実を手でついて遊んでいたのがいつの日か羽子板になり、今(?)の羽根つきになったのだそうです。


  


そしてたびたびパンフレット等で紹介される雰囲気のある橋、鹿飛橋につく。ここの渓谷の最も狭いところは幅わずか3m程しかなく、鹿が飛んで越えた事からその名になった。

いろいろ見所があって楽しいコースだった。高低差もあまりないし、歩きなれていない方にはお薦めのコースだった。