万座弁天池付近

万座温泉スノーシュー三昧3日間ツアー 3日目 カラマツ天然母樹林〜弁天池方面

東京シニア自然大学御一行様の「万座温泉スノーシュー三昧3日間ツアー」。 3日目は、カラマツ天然母樹林のジャンボカラマツと、亜高山帯の極相林が最も美しい弁天池付近の針葉樹林をご案内します。 万座温泉弁天池、針葉樹巨木の森(カラマツ天然母樹林+) …

万座温泉弁天池、針葉樹巨木の森スノーシューガイド

昨日に引き続き今日も、神奈川県のK様を万座温泉のスノーシューガイドです。 今日は雲上の別天地・弁天池周辺の針葉樹巨木の森をご案内させていただきます。 昨夜は万座プリンスホテル様にお泊りになられたそうです。 いつものように、トトロの木を鑑賞。今…

万座温泉周辺ハイキングガイド(毛無峠〜破風岳〜かたらいの森〜牛池〜弁天池)

埼玉県のT様を、万座温泉周辺を自然ガイドさせていただきました。ご宿泊は嬬恋村干俣の「花いち」さま。丁寧で温かいおもてなしが有名で全国的にもたいへん人気のお宿です。 群馬県嬬恋温泉・四季の料理を味わう、ふるさとの宿「花いち」 http://www.hoshik…

万座温泉ハイキングコース下見

明後日は首都圏のお客様から、万座温泉付近の自然ガイドをご依頼いただいています。「神秘的な池があるって聞きましたが…」と仰られるので、熊池湖沼群探勝コースをご案内しようと思います。このところ、別事業の準備で立て込んでいるのですが、万座熊池湖沼…

万座カラマツ天然母樹林+亜高山帯針葉樹林スノーシュー 

万座温泉スノーシューコース検証2日目。今日はカラマツ天然母樹林と、その上部の弁天池や伝五郎池付近の亜高山帯針葉樹林・極相林を探る。 万座温泉観光協会前には立派な公衆トイレがあるので、スタート前に立ち寄るのがいい。 弦ヶ池前の駐車場に車を止めて…

3月30日の万座カラマツ天然母樹林&伝五郎池付近

今日は急遽、梨本署長を万座の森にご案内することになった。得意のネイチャー木村節を炸裂させながらお連れしたのだが、どっこい梨本署長も私と同じように樹木に触れ、樹木と話をするタイプだった。おお、なんて気の合う。しかし、昨日は季節はずれの大雪だ…

万座カラマツ天然母樹林+ガイド

今日は得意の万座カラマツ天然母樹林のガイド。いい天気に恵まれ、早速ゴー!昨日は少し雪が降ったらしく、風で木々の樹冠や枝葉についた雪がキラキラ降ってくる。これは本当にきれい。冬はこの美しさがたまらない。まずはおおいなる母の木の前で、ハイ、チ…

万座最大のトウヒに決着を!

湯田さんから電話をもらった。草津フィットネスの小林仁さん、じじばばネットの中島祥和さんをお連れして弁天池上部の万座極相林に入るとのこと。よし、早速どのトウヒを最大としたのか、この目で確かめる日が来た!引越しが片付いていないが、万座の森の番…

熊の冬眠穴を探すツアー

先日、赤坂さんから流れた一通のメール。「謎の穴を発見。穴の正体は、クマが冬眠中の穴の呼吸するための空気穴!?」本当!マジか?そんなことを聞いて調査しに行かないわけがない。本当は会として行きたかったのだが、危険という理由でクレームがつき中止…

好奇心

万座弁天池の上り坂は、4歳の女の子にはちとキツイ…はずが、さつきちゃんの好奇心ときたら、私の予想をはるかに上回っていた。 YAMAGOYAの屋根に上ることもできたし、弁天池の浮島にも登ることができた。 写真は筋肉疲労回復に効く葉を腕に塗っているところ…

佐藤毅先生ご家族と弁天池へ

1年ぶり、佐藤毅先生ご家族が遊びに来てくださった。子供も大きくなってきたことだし、そろそろ山に一緒に連れて行くことにした。取って置きの場所・その一は万座弁天池へ。万座弁天池への上り坂は、カズ君には問題ないが、4歳のさつきちゃんにはきついかも…

弁天池のルリイトトンボ

弁天池にミツガシワの写真を撮りに行ったつもりだったが、もう花の時期は終わっていた。それで、そこいら中に飛んでいるルリイイトトンボが目立ったので撮っておいた。繋がっている雌雄をみると、下の雌のほうが瑠璃色が少ない。この様子を見ておかないと別…

雲上トンボ

梅雨の晴れ間に、弁天池に出かけた。ミツガシワの花を見ようと思っていた。 ところが、もうミツガシワの花期は終わっていた。代わりに、一歩進むたびに草むらから何組も飛び出てきたのは目の覚めるような水色のトンボ、ルリイトトンボだった。ちょうど繁殖の…

弁天池

折角なので弁天池の様子も見てきた。ミツガシワは、もう咲いているだろうか?…残念ながらまだ咲いていなかった。あと1週間〜10日くらいかな。弁天池は静かにたたずみ、イチヨウランが咲きルリイトトンボが舞っていた。こんなに美しい場所は本当に数少ない。…

一本のダケカンバ

一本のダケカンバ。 普通は雪崩跡や崖崩れ跡地などに一斉林をつくる陽樹のダケカンバ。森を歩いていてたまたま一本しかないダケカンバと出会った。周囲を取り囲む亜高山帯針葉樹林の常緑の木々が、このダケカンバを風雪から護ってきたのだろう。およそダケカ…

夏の思い出

万座温泉山中に人知れずたたずむ伝五郎池。昭和40年発見当時の、村長の名前をとってつけたのだという。 水際はモウセンゴケやスゲ類など湿原植物が発達し、熊池湖沼群のような新しい池ではないことがうかがえる。もしかしたらこの池は、万座で一番古いのかも…

万座のYAMAGOYA

万座弁天池にひっそりとたたずむ、神奈川工業高校山岳部OB会のYAMAGOYA。吉岡さんをはじめ皆さんのご好意により招待していただいた。雨の中、懐中電灯を片手に山道を登る。胸の高まりが激しい。あのYAMAGOYAに明かりが灯っているのを見た時は興奮を抑え切れ…

伝五郎池へ

弁天池にも花が咲いていたし、では伝五郎池はどうだろうか。下谷昌幸氏の本には「高山植物の宝庫」と書いてあったと記憶している。笹の花が咲いている、皆、どうでもいいと思うかもしれないが、私はこの花がけっこう好きなのだ。根元の方を見ると、なんと同…

弁天池

弁天池の様子を見に行った。そろそろ何か咲いている頃だ。池では、ミツガシワが咲き始めている。昨年より10日間ほど遅いようだ。昨年もデジカメで同じような写真を撮ったが、カメラが変わっていることだし、まずは撮っておこう。 今日は弁天池からさらに奥の…

万座極相林

幹周4メートルを優に越すトウヒの大木が残る万座の極相林。この森の美しさときたら、いくら撮ったって撮りきれない。数百歳の樹になるためには数百いや、それ以上の樹々と競合してきたのだろう。見渡す限りそんな樹ばかりの森が広がっている。 このあと100…

湿原の競演

ハクサンチドリとワタスゲの競演。初めて見るこのコントラストに、しばし目を奪われてしまった。こんな風景がそこいらにごろんところがっている万座の自然の懐の深さにも驚嘆してしまう。手前のマルバタケブキも、早く黄色い花を咲かせてこの競演に混ざりた…

もう一度弁天池上部

思い出した。逢いたい樹がある。もう一度あの森に入らなくては。今日は別の尾根から登ってみる。立ち枯れの木々を日暈が取り囲んでいて何ともいえない景色だ。トウヒの大木から流れ出た樹脂が固まっている。やがてこれを指差し琥珀のお話をうまくできるよう…

弁天池上部 〜シラビソのフィトンチッド〜

思うことがあって弁天池上部を少し歩く。空吹きを越えて数百メートル進んだ小川の流れている所を登っていく。崖に突っ込んで登っていく形だ。しかし、少し登ると平坦で快適な平面的広がりのある地形となる。崖と平坦な所が交互に続くのが万座の地形だ。白根…

万座天然母樹林〜弁天池周遊コース

故干川文次氏(コマクサ園館主)がかつて「白根山とともに」に寄せた寄稿の中に・昭和13年7月、草津営林署の知野署長に本白根山に案内され、「当署館内で自慢できるのは、このコマクサと白根沢のカラマツの母樹林だよ」と言われた ・昭和37年、ドイツの…

オオシラビソの果鱗

ちょいと用ありで弁天池の裏側に行った。すると足元に球果の欠片がいっぱい。初めリスの食痕かと思い通り過ぎるところだったが、少し違う。そうだった、今年はオオシラビソの実の豊作の年。これはその果鱗ではないか。オオシラビソなどのマツ科モミ属の球果…

YAMAGOYAの人達

神奈川工業高校山岳部OB会の望月様がお仲間と共に訪ねてくださった。実は昨日から弁天池の山小屋に来ていたのだ。昨日の飲み会にも声をかけてくださったのだが、今回は試験勉強中なのでおとなしくしている事にした。色々な話を聞かせてくださった。山小屋は1…

弁天池のヒツジグサ(スイレン)

そろそろ咲いたかな?弁天池のヒツジグサ(スイレン科スイレン属)を見に行く。嬬恋では他に見ないものが弁天池にはある。ルリイトトンボ(イトトンボ科ルリイトトンボ属)が舞う中、森の奥へと進む。今年も、薄紅色の花をたくさん咲かせていた。植物図鑑の…

弁天池

去年から、この池にはミツガシワ(リンドウ科ミツガシワ属)があることを確認していた。花の時期にもう一度来ようと思っていた。和名の由来は3枚の小葉がカシワの葉に似ているからだという。名前変えたら?晴れていればもっと良かったなあ。いや、霧の方が…

冬の万座フィールド観察

今日はアルバイトの島崎君が午前休みだと言うので、一緒に森に入ってみた。まずは雪の様子をチェック。風の強い万座では雪面が波打つスカブラという現象が起こる。風による浸食作用なので、この場合は左から右に向かって風が吹いている。このように雪面が風…

万座弁天池

いつか、昭和23年刊行の「万座温泉風土記」というものをチラリと見たことがあります。本によると、万座に弁天池という美しい池があるという。標高1,800mに人知れず存在その池は、美しい花と高山トンボが舞う別天地だという。今日、ちょっくら行ってみまし…