オオシラビソの果鱗



ちょいと用ありで弁天池の裏側に行った。すると足元に球果の欠片がいっぱい。初めリスの食痕かと思い通り過ぎるところだったが、少し違う。そうだった、今年はオオシラビソの実の豊作の年。これはその果鱗ではないか。

オシラビソなどのマツ科モミ属の球果は、この様にばらばらになってしまう。ちなみにこの欠片を果鱗という。だから、松や檜や杉の球果(松ぼっくり)は拾えても、樅の球果は見たことないでしょ?夏のくっついている時に採っても、こうなっちゃうのです。

風が吹くたびにひらひらと。今、芯だけ残して崩れ落ちていく真っ最中。