思い出した。逢いたい樹がある。もう一度あの森に入らなくては。今日は別の尾根から登ってみる。立ち枯れの木々を日暈が取り囲んでいて何ともいえない景色だ。トウヒの大木から流れ出た樹脂が固まっている。やがてこれを指差し琥珀のお話をうまくできるよう…
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