3月30日の万座カラマツ天然母樹林&伝五郎池付近



今日は急遽、梨本署長を万座の森にご案内することになった。得意のネイチャー木村節を炸裂させながらお連れしたのだが、どっこい梨本署長も私と同じように樹木に触れ、樹木と話をするタイプだった。おお、なんて気の合う。

しかし、昨日は季節はずれの大雪だったので、思うように進むことができない。午後2時前から森に入って4時までに出てくる目標で歩き出したので、オーバーペースっぽくなってしまった。梨本署長、懲りてしまわなければいいな…

時間押し気味だったが、伝五郎池の極相林の雰囲気も見てほしかったので、ご案内することにした。


  


お連れして良かった。万座本来の奥深い森、ディープフォレストを見ていただくことができた。

折り返し地点、しなや樹に着いた時にはさすがに3時を回っていた。でもこれだけお見せすれば、新たな樹木はお見せする必要はない。Uターンしても大丈夫だろう。

私たちが森の奥に入ったわずか2時間ほどの間に、通り道の枯れ木が鳥(恐らくキツツキ?)によって穴が掘られていた。
キツツキ君、騒がせてすまなかった。私たちはもう帰るから、後はゆっくりと森の営みを続けてくださいな。