万座極相林








幹周4メートルを優に越すトウヒの大木が残る万座の極相林。この森の美しさときたら、いくら撮ったって撮りきれない。

数百歳の樹になるためには数百いや、それ以上の樹々と競合してきたのだろう。見渡す限りそんな樹ばかりの森が広がっている。


このあと100年経とうが、200年経とうが、私たち人間がこれ以上いじくらなければ、この森はこのまま何も変わらんのだろうな。

そしてこの信じがたいほど美しい森が、人の手によって消滅する時が来てしまったなら、人はもう、滅んだ方が良いのだろうな。