弁天池のヒツジグサ(スイレン)



そろそろ咲いたかな?弁天池のヒツジグサスイレンスイレン属)を見に行く。嬬恋では他に見ないものが弁天池にはある。

ルリイトトンボイトトンボ科ルリイトトンボ属)が舞う中、森の奥へと進む。

今年も、薄紅色の花をたくさん咲かせていた。植物図鑑のものは白いものが多い。和名はヒツジグサ(未草)といい、ヒツジは時刻を表す「未の刻(今の午後 2 時)」で,そのころに咲くといわれていますが、実際には日光が当たると開き、暗くなると閉じます。そういうことで、漢名の睡蓮(スイレン)の方が正しいようです。園芸上では睡蓮を使います。

志賀高原ヒツジグサも白色である。弁天池は淵が笹になっており、池の中から立ち枯れの木が生えている。また大雨のたびに土砂崩れが起きる熊池の上部にあり、近年、土砂崩れにより形成された歴史の浅い池だと思っていた。しかし紅色のヒツジグサが残る理由として、古くから池はその形を変化させながらこの地にあったのだと考えたい。ミツガシワの群生についてもそう考えている。

ヒツジグサではなく、園芸種のスイレンであった。誰かが持ち込んだらしい。ガーン(7/19)