松川渓谷周遊コース

今日は当初、破風岳を登る予定だった。しかし毛無峠に近づくにつれ雲行きが怪しくなっていく…。風も出てきた。オイオイ、遭難しそうだぞ。

あきらめて松川渓谷周遊コースに切り替え、牧干俣線を下っていく。すると急に晴れ、さっきまでの天気が嘘のよう。

記念写真を一枚撮ってから、先に進んだ。


  


まずは八滝もみじ亭へ。ここでは美しい滝、「八滝」を眺めながらの休憩、食事ができる。しかし紅葉はまだだった。1,000mの標高差がある松川渓谷では紅葉見頃の期間も1ヶ月間ほどあり、それが強い誘客力を持つ。しかも日本の紅葉100選の渓谷である。

得意の竹の子汁をいただく。きのこ汁は昨日食べたからだ。

しかし今日のオヤジは精彩を欠いていた。注文の数を把握できない。大丈夫か?好きな店なんだから長くもたせてくれよ。


  
  

きのこ汁にはヤブタケが入っているという。はあ?ヤブタケ?

店の脇で販売していた。はて?どこかで見た事のあるきのこだが…。なーんだ。ナラタケのことだったのね。この辺の地方名かあ。

汁を飲んだ後に、隣接して出店が出ていたので寄るとうまそうなおやきが!一個¥100は安い。食ってみるとふんわりとろける生地の中に山盛りの具が!ニラがあんまり美味かったのでと大根のおやきを追加注文した。


  


雷滝に到着。今年もずいぶん連れてきたなあ。もう撮る画がない。裏側から向こうの景色でも撮ってみる。

今日気がついたのだが、ロープには苔がびっしり。何年位でこうなったのだろう。

入口のトチノキは枝打ちされていた。そんなに邪魔には見えなかったのだが。しかしなんだこの雑な切り方は!基本ができてないぞ。枝打ちとはいえ受け口・追い口をきちんとやらないとダメじゃないか。けしからん。この転がっている材はサンプルとして貰っていくぞ…。そんな事でまた材のサンプルが一つ増えた。

ところでトチノキは辺材幅が広く、心辺材の境界が不明瞭であり、帯紅黄白色〜淡黄褐色を示すそうだがパッと見わからない。リップルマークを持つ数少ない樹種である。


  


そして山田牧場へ。ここには、抑えておきたい宿(立ち寄り湯可能)Redwood Inn(レッドウッド・イン)がある。樹齢1650年のレッドウッドの巨大丸太をくりぬいた露天風呂に入れるのだ。

Redwood Inn(レッドウッド・イン)→http://www.redwoodinn.jp/

山田牧場からのルートは知る人ぞ知る紅葉ビューライン。最も美しい上部はガスっていたが、十分満喫させてもらった。上から見る山田牧場に最後のお別れをして、万座へと戻った。