万座カラマツ天然母樹林

いよいよカラマツ母樹林スノーシューツアー始まる

いよいよ当館でスノーシューツアーが始まる。急な告知だったのでほとんど集客できていないが、これからゆっくりと伸びていくことだろう。私としてもじっくりと取り組みたい。 http://www.manza.co.jp/snowshoe.html今日は岡本さんもついて来ているので、久し…

今年最後のスノーシュー

このところずいぶん雪解けが進んだ。もう万座カラマツ天然母樹林では、林床の笹が見え始めている。いよいよ、スノーシューも今年はお終いだろう。今年最後のスノーシューは、我が日進舘の若女将・大野ふみちゃんとその仲間たちをご案内することになった。さ…

万座ジャンボカラマツ林スノーシューツアー 午前の部

今日は嬬恋村インタープリター会のスノーシューツアーイベント日。半日¥1,500はまずまずの料金設定だが、ラジオ宣伝も効いて最終的には一般17名、会員1名、スタッフ5名の参加となった。まずは午前中の様子のレポートから。今回は、これまで沈黙を守っていた…

またカラマツ天然母樹林へ

女将さんがカラマツ天然母樹林をたいそう気に入ってくれ、ぜひこのコースを宣伝し、営業に活用したいと言ってくれた。翌日も、厚意にしているお客様数名+スタッフをと一緒にお連れすることになった。あのパワーには負ける。最初のシラビソで、森の香気のお…

万座カラマツ天然母樹林へ

翌日は大藤さん、大谷さん、そして愛する上司・黒岩麻利子女将の4人で得意の万座カラマツ天然母樹林へ。生まれて初めてスノーシューを体験する女将さん、最初はかなりおっかなびっくりだった。進んでいくと、おや、何か足元に黒いものが…? ん?この黒いもの…

万座カラマツ天然母樹林無線調査

今日は万座カラマツ天然母樹林での無線機の通信状況を、株式会社サンテレコムジャパンの方と共に調査に入った。別に無線など必要な場所でもないのだが、最近社内でやたらと私のしていることに関わってこようとしてくる人達がいるので、まあ好きにしてもらっ…

天然カラマツ母樹林エコツアー

クラブツーリズムの亀井さんが、新館「湯房」の下見に来てくれた。お連れさんはおお、懐かしい、大沢千夏っちゃんではないか。いやあ、7年ぶりかな?エコツアーに参加したことがないようだったので、得意の万座カラマツ林にお連れした。左の写真はピンクウエ…

万座カラマツ天然林案内人養成講座

ついに、公に万座でスノーシューができる…!吾妻森林管理署がリーダーシップを取り、万座の類稀な天然カラマツ林を保護啓蒙していく上での養成講座を開講してくださった。ここまで騒ぎ続けてよかった、よかった。吾妻森林管理署 田尻署長をはじめとして、嬬…

個性と生命

国内最大級の草薙カラマツ。個性的な立ち姿は雄々しくも美しい。幹周り130センチを超す巨木だが、この複雑な形状では、とても建築材には使えそうもない。体のあちこちから、まるで幹に成らんばかりの枝を突き出している。 生命とは、物ではなくプロセス。成…

シンガポールの人たちをスノーシューへ

今日は、6月に、本白根山にご案内したシンガポールの李さんご一行様がまたお越しになった。雪や氷と戯れる自然案内を期待していらっしゃるので、得意のスノーシューネイチャーツアーをすることにした。今日は牛池あたりでぶらぶらやる。 スノーシュー合わせ…

カラマツ天然母樹林 新緑

林床が笹に覆われたカラマツ天然母樹林。夏はとても立ち入る気にはなれないが、最近治山工事のため道路ができているので、歩いてみた。 新緑の頃の森は、どこの森もとても明るい。でも、カラマツの森だけは別格だと思う。このフレッシュ・グリーンよりも眩し…

カラマツ天然母樹林

この一週間、カラマツ天然母樹林の新緑を撮りに行っていた。仁王カラマツの樹型がおもしろい。この母樹林のカラマツには、いくつかのタイプがある。仁王カラマツのような枝が幹のように太くなるもの、そして真ん中の写真のように枝が下に下がるタイプも印象…

万座天然カラマツ母樹林視察

今日は吾妻森林管理署や関東森林管理局の方々と、またまた話題の万座カラマツ天然母樹林に行ってきた。今回は類まれなこの林分をかつての保存林に戻そうと検討する視察なのだ。ぜひそうなって欲しい。この森は普通の森ではない。宝の山なのだ。湯田さんと貝…

草薙カラマツ

万座天然カラマツ母樹林を案内した。コース最後に現れる第一位の巨木「草薙カラマツ」。今日の計測では二位になってしまったけれど、重量・迫力共にやはり白根沢最大のカラマツだ。 ここ40年、私が連れてきたごく少数の人間としか会わなかったこのカラマツは…

万座天然カラマツ母樹林観察会

今日は林野庁吾妻森林管理署の公式行事。なんと万座天然カラマツ母樹林の観察会とカラマツの計測をやってくれると言うのだ。これで万座のカラマツ巨木とスノーシューコースが世に出ることになる。なんとありがたい。湯田さん、田尻署長、をはじめ吾妻森林管…

本白根沢

最後は本白根沢を通って帰る。しかしガス探知機を持ちながら歩いているが、全く検知しないし匂いもしない。かつての硫化水素ガス中毒事故はいったいどこであったのか?ここのカラマツ美林も、秋までにはいい場所を見つけて紅葉の写真を撮りたいと思っている…

しなや樹(ぎ)

あまり時間が無いというのに、その気になってしまい、しなや樹まで来てしまった。2m50cmオーバーのチシマザサ群落を抜け、ようやく1m20〜30cmあたりのチマキザサ群落に出る。ホッ。見えてきた見えてきた。その姿の崇高さに身が引き締まる思いだ。あのしなや…

本白根沢カラマツ群 プレ測定

群馬森林インストラクター会の田中会長が樹木医として、万座の巨木のことを知りたがっている。あの草薙カラマツをもう一度測っておこうか。早速、本白根沢下部に出かける。おや?昨年同様工事が始まっている。一体何の工事なんだろう…?誰か教えてほしい。ま…

しなや樹(ぎ)

本白根沢のカラマツ天然母樹林を登っていくと、周囲の鬱蒼とした亜高山帯針葉樹林との間に、ダケカンバの若い一斉林が現れる。 数十年前に、ここで土砂崩れがあったのか、それとも笹の一斉枯死があったのだろうか。近づくと中心にはダケカンバの大木がシラビ…

森の散歩〜本白根沢

部屋のシラビソが古くなったから新しい枝を森に拾いに来た。この時期、雪の上に枝がたくさんころがっている。シラビソが動物に齧られているのは初めて見た。おそらくノウサギの仕業だろう。草薙カラマツの根開きも大きくなってきた。思ったほど積雪はなかっ…

「森の仲間」&嬬恋村インタープリター会合同研修会

私にとってはこの冬最も大きなイベントであった「森の仲間」&嬬恋村インタープリター会合同研修会。初日は22名のパーティーとなり万全の準備で森に入る。ダケカンバの幹にサルオガセを発見。同科のホネキノリなら万座に山ほどあるのだが、サルオガセは万座…

草薙カラマツ

数百年前、本白根山北西斜面は大きな攪乱に見舞われた。それまでの森林土壌は全て失われ、広大な地形が新たな堆積物で覆われた。現在の本白根沢上部、平野状地形の出現である。高濃度の硫化水素ガスが発生するこの沢では、長い間カラマツでのみ更新が行なわ…

本白根沢

どうも気になる。3月18日前後の猛吹雪で、万座では枝折れや幹折れが続出している。あのジャンボカラマツは折れたりしていないだろうか。早速森に入る。今日は別ルートから登ったが、下からこのようにやや見上げたほうが感動は大きいかもしれない。その姿は…

研修会のお知らせ 〜万座の天然林を行く〜

皆様、こんにちは。万座温泉の木村です。先日「森の仲間」という、森・自然・人が大好きな全国ネットワーク組織団体より「スノーシュー研修会を万座で開催したい」とのお話を戴き、4 月1 日に1泊2 食でお見えになることになりました。案内人は万座の森林イ…

万座天然母樹林〜弁天池周遊コース

故干川文次氏(コマクサ園館主)がかつて「白根山とともに」に寄せた寄稿の中に・昭和13年7月、草津営林署の知野署長に本白根山に案内され、「当署館内で自慢できるのは、このコマクサと白根沢のカラマツの母樹林だよ」と言われた ・昭和37年、ドイツの…

万座念仏山周遊コース

スノーシューコース開拓。今日は念仏山(2,031m)周遊コースにチャレンジしてみる。帰りは裏手に回り込めばあの絶壁を下ることにはならんだろう。弦ヶ池に車を置き、万座ハイウェーを歩いて矢筈神社へ。まずこの動きが迷惑甚だしい。自動車専用道路だという…

天カラにも雪

カラマツの天然母樹林に雪がやさしく降り注いでいる。 厳冬の万座では普通は地吹雪。初冬と晩冬にだけ見られる柔らかい雪。あたたか〜い雪。 あたたか〜い雪が降ったから、カラマツはようやく安心して眠りにつく。 だってそうでしょ。何のために葉を落とした…

倒木

万座ハイウェー・カラマツ天然母樹林の付近でダケカンバが横倒しになっているのが見えました。近くによってみると、結構な大木です。直径70?位ありました。黄葉した葉がまだ付いていました。倒れたのは最近のようです。根本は根上がりになっていて、その根…