またカラマツ天然母樹林へ



女将さんがカラマツ天然母樹林をたいそう気に入ってくれ、ぜひこのコースを宣伝し、営業に活用したいと言ってくれた。翌日も、厚意にしているお客様数名+スタッフをと一緒にお連れすることになった。あのパワーには負ける。

最初のシラビソで、森の香気のお話をすることにしている。

この道路と川の微妙な縁を歩くのがどうも気になる。もっといいコース取りはできないだろうか。


  


しかし、歩き出したら、あっという間に雪が降ってきた。まさかの大降りになってしまったので、予定を大幅に変更することにした。

仁王松、ショハーの木、草薙カラマツを紹介したあとは沢のほうに行って、コメツガの木下で雨宿りならぬ雪宿りをした。ここで、甘ーいチョコレートとカバノアナタケ茶を飲む。これが結構相性が良い。温まるし疲れも取れる。

出発すると、天気もずいぶんマシになった。しかし、装備が軽装だったので今日はこのまま下りることにした。これからも雪が本降りになってきたときはこのエスケープルートで行こう。

シラビソよりもトウヒの香りの方が好きと仰ったお客様がいて、「おっ、玄人」と思ったのだが、聞いてみると北海道出身のお客様だった。なるほど、針葉樹の匂いをよく知っている訳だ。


  


今日は群馬緑のインタープリター会の木暮さんの娘さん(19歳)をカラマツ天然母樹林へスノーシューに連れて行った。自然をこよなく愛する木暮さんの娘さんとはいえ、19歳女学生には、このスノーシューの素晴らしさが判るかどうか…?

しかし、大丈夫だいじょうぶ。まだまだ日本の若者も捨てたものじゃない。宿泊体験記には、「自然に興味をもつきっかけになると思うので、小さな子供には特に経験してほしいなあと思いました」と書いてくれた。
http://www.manza.co.jp/feeling/feeling01.html

やっぱり問題なの日本人は大人のほうなのか…?それはさておき、スノーシューの裏側に雪の塊が付いて困る。これからは、金槌をリュックに入れていったほうがいいな。カバノアナタケ茶も、おかわりをして飲んでくれた。よし、このプログラムは未成年女学生でもイケる!