本白根沢カラマツ群 プレ測定



群馬森林インストラクター会の田中会長が樹木医として、万座の巨木のことを知りたがっている。あの草薙カラマツをもう一度測っておこうか。

早速、本白根沢下部に出かける。おや?昨年同様工事が始まっている。一体何の工事なんだろう…?誰か教えてほしい。

まずはNO.2のカラマツから。NO.2でも402cmある。このカラマツは幹肌が複雑に波打っているので、ぱっと見はかなりの巨木に見える。


  


そしていよいよ草薙カラマツへ。地上120cmが条件だというが、斜面の最も高いところで120cmをとり、測ってみると…405cmと出た。…残念。これでは日本一のカラマツにはとても適わない。2,3月に確認したとき、もっと積雪があると信じていたのに…とほほ。

しかし、斜面の下側は大きな膨らみとなっている。今日測った位置は斜面の最も低いところでは、250cmの高さである。これは、どうやって測定するのだろう。

会社が購入した「超小型ガス検知器 MiniMax XP」http://www.mksci.com/ev/xp.htmlを装備し進んでみたが反応はしなかった。そのまま万座温泉内の硫化水素ガス発生地点に持って行ったらしっかり反応したので、この沢のかなり上部もしくは谷底を歩かないとガスは検出されないのではないか?