野生きのことチキンスープの相性&ウスキノモリノカサ賞味



さて、怒涛の野生きのこ狩り&料理研究の4日間も今夜でお終い。私にとっては夢の様な楽しい日々だった。お陰さまで脳みそを完全にきのこモードに切り替えることができた。明日、明後日は別の世界に没頭し、19日にきのこイベント初日を迎える。その後は、もう少しゆっくりペースできのこライフを楽しんで行こうと思う。




さて、昨年まではイベント日までにイグチ科かスギタケ科の滑りのあるきのこが採れ、味噌汁の材料には事欠かなかったが、どういう訳か今年の山ではまだ見ていない。なので、味噌汁ではなく、スープで行こうと思う。先日、中途半端だった鶏肉でだしを取ったスープときのこの相性はどうかな?


まず、一般的なエノキタケで味見。鶏肉でダシを取り、調味料(醤油・酒・ダシ・味りん等)で味を調えてから人参、きのこを入れ、ミツバを入れて塩コショウで仕上げる。


ふむ、お味の方は悪く無いがやはりエノキタケ特有の安っぽい味がしている。では、同時進行で作ったツガタケの方はどうかな…?







あーあったまる〜ヽ(´∀`圉)ノ




やっぱ野生きのこは美味いなー。ツガタケでやったが、せっかくなので数種類入れたいな。単一の味よりも、複数のきのこがハーモニーしてこそきのこ汁ですからね。



  


最後に、今日採ったウスキノモリノカサというきのこをバターでホイル焼きに。味は、野生きのこの深いコクと旨みは確かに感じるのだが、その奥にどうも薬品的な、そう、プラスチックのような味も見え隠れしている。…このきのこは見てくれが薄気味悪いだけではなく、味もイマイチだったから有名になれなかったんじゃないかな?