横澤高一ものづくり師匠との出会い



浅間・吾妻地域で教育旅行、或いは観光旅行者がちょいとその気になって、地域の「ものづくり」を半日程度の時間で体験できるようなシステムを作ろうというのが「ものづくり伝道師 浅間・吾妻塾」。嬬恋村には「門松づくり」の達人さんがいらっしゃるそうです。下谷通さんに紹介していただいた横澤高一さんにお会いしに行きました。




  


鬼押しハイウェーの最初の料金所(最近は切符を切らない場所)に入る少し手前、左側にあるのが横澤高一さんの横沢観光農園です。さすがにもう11月ですから、あまり野菜はありません。採っておいた豆類が多いです。それでも、よくまだキャベツがあるものです。







早速、横澤さんにインタビュー。この写真は昨年、嬬恋村学校給食センターの職員様方に対し、実施した時のものだそうです。


竹はマダケを使っています。一組の門松を作るのに70?×2本、60?×2本、50?×2本の材料が必要で、その為にはもっと大き目の竹を採ってくる必要があるそうです。竹は嬬恋村ではそんなに今は採れないので、まずはこの竹を確保する必要があるとの事。飾り物は横澤さんがご自身で作成しているもののほか、実費で1400円(700円×2)ほどかかる。20名までならなんとか。体験時間は3時間。剪定ばさみを各自持て来てほしい…など。




  


体験講座のチラシを作るための素材がほしい。ところが見本の門松は残っていません。門松は、1月15日のどんと焼きで全て焼いてしまうからです。何か撮れるものがないかと、横澤さんのご自宅へお邪魔しました。すると、玄関にまずあったのが宝船。誰にも作り方は教わっておらず、完成品を見てご自分で作り方を考えたそうです。凄い人です。




  


他には、アルミ細工の五重塔。これは、シニア専門誌「見ーつけた」という本で取材され、何か受賞もされたそうです。電気工事士として45年間勤め上げ、その後、兼業としていた農業を本業とされたようで、ものづくり歴は50年以上。当協会のものづくり師匠として申し分ないお方です。


平成24年12月25日(火)に実施するものづくり伝道師 浅間・吾妻塾、第三回は「門松づくり」になります。詳細は後日ご案内します。お楽しみに!






人気ブログランキングへ にほんブログ村 環境ブログ エコツーリズムへ にほんブログ村 アウトドアブログ 野遊び・森遊びへ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然体験へ