野生きのこ探し
あすの野生きのこベントに向けて、せっかくなので、万座の方の発生状況も確認してきました。
まず目に飛び込んできたのは、鮮やかなイグチ。しっかりした質感と柄の綱目状の隆起はヤマドリタケ系。しかし図鑑には該当種がなし。「北陸のきのこ図鑑」に、最も見かけの近いものでアケボノヤマドリタケ(可食)というのがありました。しかし今回はサンプルとしてご覧頂くだけにしましょう。
お、清楚ないかにも食べられそうなシメジ…ですが、これも毒きのこ・ミネシメジです。古い図鑑では食べられるとあったので食べてみたことがありますが、とにかく不味いです。やっぱり野生きのこは旨いと評判以外のものはやめたほうがいいでしょうね。
今年は、この森ではクロチチタケが豊作でした。手持ちの図鑑には食毒について触れられていなかったので、採取しなかったのですが、他の図鑑には食べられるとありました。しかし乳液に多少の苦味があるとのこと。うーん、いかがなものか…。
このあと、狙っていたクロカワをいくつかゲット。もう一つの狙い・オオツガタケは今年は採れず。恐らく、誰かに入られてしまった後だったのでしょう。残念。
とにかく、これだけ採れれば明日のきのこイベントは安心です。どんな料理に仕上げていただけるか、楽しみです。