万座ハイウェー

冬芽観察

万座ハイウェーを下る。雪まくりが発生している。雪解けなのだ。土手下にサワグルミ(クルミ科クルミ属)があった。この木は標高1,800mでも育つのだなあ。…でも恐らく最高地点に近いのではないか。カツラ(カツラ科カツラ属)の幼樹も見られる。まだ20年生…

ウリハダカエデ

ウリハダカエデ(カエデ科カエデ属)は、わざわざ冬芽を撮るまでも無い。樹皮ですぐ解るからだ。でも帰りの万座ハイウェーで念のため撮っておいた。『冬芽は枝の先端に頂芽を一個つけ、側芽は対生し・・・』とあるが短枝の場合はそうでも無い場合がある。気をつ…

桐の種

万座ハイウェーの入る手前あたりの桐の実が完熟していた。 半月前(真ん中の写真)、来年の花芽の下には青々した葉をたくさんつけていたのに、何時の間に散ってしまったのだろう。桐の生長は早く、女の子が生まれた時に植えると、嫁に行く時には箪笥(たんす…

万座ハイウェー・紅葉台

万座ハイウェー、紅葉台は紅葉スポットして人気があり、この時期を楽しみにして毎年ドライブに来る人もいる。今年はあまり良い紅葉にならなかったようで残念。今日はこの沢付近の樹木を紹介します。 淡い色の紅葉を見せているのはヒロハツリバナ(ニシキギ科…

獣の痕跡

帰り道にカボチャがごろん。この食い方はやっぱ熊かなあ。この辺多いし。(鳴尾付近)万座ハイウェーに入ると、イノシシの仕業と思われる芝を掘り起こした跡がありました。ミミズでも探したかな?

野菊の季節

最近目立ってきたのはユウガギク(キク科ヨメナ属)。野山の少し湿ったところで見られます。花の色はわずかに紫色を帯びた白色。遠めにはほとんど白く見えます。似た種類と見分けるためには葉のザラザラ感の他、解りやすいのは実の形と毛です。この形で毛の…

森の恵みと嬬恋お猿

今年は森の実も豊作になったようです。万座ハイウェーにはクリ(ブナ科クリ属)の実がいっぱい転がっています。少し森に入るとたわわに実ったヤマブドウ(ブドウ科ブドウ属)の実が。採りごろは10月上旬になるでしょう。そのうち一頭のお猿が現れました。…

吾妻鉱山跡の不明種

では今日の不明種を。左と中のものは色違いでまれにある。右のものは群生していた。ゴマノハグサ科かシソ科かな・・・どなたかご存知でしたら教えてください。 ※後日記入:上はジキタリスと判明

万座高原神社

万座ハイウェー・吾妻鉱山跡付近に、一本の大山桜がある。「さくら」はさ(神)がくら(座)するところ。桜には神が宿っているのである。このハイウェー随一の大山桜の隣には、人知れずに万座高原神社がある。参拝者がいるのかも、そのいわれも解らぬが、こ…

万座ハイウェー今

今日の万座ハイウェーの花をサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)は若菜を湯でて水にさらして食べれるそうです。アキカラマツ(キンポウゲ科カラマツソウ属)が咲いています。普通のカラマツソウよりも黄色みがかかって美しい。こういう色を…

万座のブナ

嬬恋村教育委員会の黒岩則行係長から電話がありました。 「今巨木調査に来ているんだけど、万座のブナを紹介してくれませんか。」万座のブナ(ブナ科ブナ属)の極相林は本当は黒湯沢から御飯岳にかけての広大な南斜面にあるのだが今日はそこまで行く時間はな…

万座ハイウェー今

クルマバナ(シソ科トウバナ属)は花は目立ちませんがその名のとおり和名は車花で花が輪生した姿は覚えやすいです。ヤマハギ(マメ科ハギ属)が目立っています。ハナイカリ(リンドウ科ハナイカリ属)もずいぶんありました。木陰の花はまだまだこれから楽し…

タマシロオニタケ

タマシロオニタケ(テングタケ科テングタケ属・毒)はたまに見たのですが今日はたくさん出ていました。ブナ科と外生菌根をつくります。ミズナラの下にありました。折角だから成長段階を撮っておきました。

万座ハイウェーのきのこ

万座ハイウェーはキノコが多いです。以前雑誌で、『キノコ街道』と紹介されたらしいです。でも車を止める場所があまりないですからね、皆さん苦労しているようですよ。ハナイグチ(イグチ科ヌメリイグチ属・味区分B)が今年は豊作になりそうです。イグチと…

万座ハイウェー今

万座ハイウェー1200m地点の今日の花を。目立ってきたのはノコンギク(キク科シオン属)。うまく撮れた一枚です。足元にはミミナグサ(ナデシコ科ミミナグサ属)が咲いていました。…茎の色が暗紫色になっていないのでもしかしたらオオバナノミミナグサかオラ…

ノリウツギのお辞儀

ノリウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)はその昔、樹皮から採った糊で紙をすいたのだという。 ハイウェーを走行中、左上の土手に赤色のアジサイらしき花が見えました。戻って見るとそれは花期の終わったノリウツギでした。左が7月上旬の撮ったもの、右が現在…

万座ハイウェー今

このところ隆盛なのはハンゴンソウ(キク科キオン属)。吸蜜している蝶はミドリヒョウモン(タテハチョウ科)。「お盆の頃に咲いて魂を呼び戻すから反魂草なのだよ」という台詞を聞いたことがあります。キオンに花は似るが葉が羽状に3〜7列しているので区…

万座ハイウェー今

万座ハイウェー、今日の花便りです。左からソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)。もう花期は終わりそうです。道路沿いではなく、肥沃で日陰な場所にあります。この新芽は山菜にもなりますが、動物も食べれる事をよく知っているのでしょう。葉はみんな無…

サワフタギ・・・じゃなっくて何?

万座ハイウェーを下っていくと、標高1,200m付近に白くおしべの長い花を円錐状に付けた低木がありました。「おや?サワフタギかな…」車を止め、カメラ片手に木に近づいてみると、どうも雰囲気が違う…他の木に巻きついて伸びるツル植物である。葉が3出複葉で…

小丸山の沢

今日は思い立って小丸山脇の沢に分け入ってみました。 ニホンカモシカの足跡をたどって進んでいきます。ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)がもう咲いていました。いつ見ても美しくへんてこな花ですね。そしてネジバナ(ラン科ネジバナ属)。へん…

万座ハイウェー今

今更ですが僕のいる万座は、ちょっと銀行に用事があって出かけるにしても、標高差1000m、28?もの距離を移動しなくてはならないのです! そんな距離ですもの、必ず毎日何かの花に出会います。矢筈神社付近ではツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン…

ショウマ三種

万座ハイウェーに今日あった似たものを3つ紹介。 上から チダケサシ(ユキノシタ科チダケサシ属) トリアシショウマ(ユキノシタ科チダケサシ属) ヤマブキショウマ(バラ科ヤマブキショウマ属)のはずだったのですが、真ん中のトリアシショウマがハナチダ…

万座ハイウェー今

このところクサフジ(マメ科ソラマメ属)がきれい。そして万座ハイウェー下部にはオニシモツケ(草本・バラ科シモツケソウ属) 上部にはシモツケ(木本・バラ科シモツケ属)が咲いています。シモツケとは栃木県の下野で最初に発見されたため、あるいは花が散…

万座ハイウェー今

では今日の万座ハイウェーの花を。今最高に良いのはオカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属) ぽつぽつ見えるアヤメはノハナショウブ(アヤメ科アヤメ属) ヤマホタルボクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)が咲いてきたのでそろそろ志賀高原のゲンジボタル…

森の赤い実

左の写真はニワトコ(スイカズラ科ニワトコ属)。この梅雨時期に赤い実がなるのでよく目立っています。葉のにおいが独特で、山菜としても活用できるそうです。そして今日出会ったもう一つの赤い実の木はクマヤナギ(クロウメモドキ科クマヤナギ属)。 万座ハ…

万座ハイウェー今

さて、7月1日撮影の万座ハイウェーの花を。もうこんな花が咲いていました。ウツボグサ(シソ科ウツボグサ属) ヤマオダマキ(キンポウゲ科オダマキ属)両方とも料金所を越えて車で10分位上った所でした。 ウツボグサは夏枯草(かこそう)という位で私も…