伊勢町祗園祭 −中之条町のお祭り



吾妻郡のお祭りで盛り上がるのは「草津町」と「中之条町」のお祭りだそうです。理由は地元住民が積極的に参加し、盛り上げているからです。その盛り上がりようを見に行ってきました。


伊勢町祗園祭
http://www.isewaka.com/


  


JR吾妻線中之条駅前の145号線の一区間歩行者天国となり、催されていました。

(伊勢町祇園際HPより)
群馬県吾妻郡中之条町。人口およそ1万8千人の小さな町の駅前が1年に一度、熱くなる2日間があります。毎年9月の第一土・日「伊勢町祇園祭」の日です。三町、三台の山車が祭中は巡行します。しかし山車の巡行だけでは、魅力は少なく感じます。「伊勢町祇園祭」は山車の巡行、神輿、千人踊り、八木節、毎年変わる目玉企画と、2日間では詰め込みすぎるくらい、見に来てくれたお客様をあきさせない内容を持っています。その裏では一年を通して、役員の方々が地道に何回もの会議や準備を重ね、来てくれる観客を喜ばすためへの絶え間ない努力があります。
私達の先輩方は山車は3台ながら、いろいろな催しを取り込んだ「伊勢町祇園祭」の現在のスタイルをつくりあげてきました。その姿勢は現在も受け継がれ、三町が力を合わせ常に改善の方法を探しています。「伊勢町祇園祭」は現在も成長を続けているのです。しかし伝統は守り続けています。その一つに、「山車の太鼓は子供中心に」夜の部まで太鼓の練習を連日重ねてきた小・中学生が 叩いています。子供が上手にお囃子を叩いているのを見るのも伊勢町の魅力の一つでしょう。また、どなたでも参加できるのも大きな特徴です。たとえばカメラを持って、出かけてください。一度のまつりで山車・神輿・八木節・千人踊り・企画とこんなにシャッターチャンスのある祭は「伊勢町まつり」以外なかなかありません。今度はその中でもいい写真を「フォトコンテスト」に応募してください。これだけでも「伊勢町祇園祭」に参加できます。さらに皆さんが参加できる企画もたくさんあります。”千人踊り”や”各企画”など是非私達と一緒にお祭に参加してみませんか?



神輿は昭和62年(1987)、小板橋氏の神輿制作により「伊勢若祭好会」として担ぐことから、誕生したそうです。つまりは、近代になって盛り上げるために神輿を作った訳です。やる気ありますねー。



  


屋台がずらっと並び、昔懐かしのカタヌキ菓子があったりして…。JAあがつま中之条支店駐車場はイベント会場になっていて、「伊勢若イベント」と称されステージ上でさまざまな催しがあるようです。最初、中之条高校軽音楽部の皆さんが演奏していましたが、



  


それが終わった途端にぞろぞろと人が集まってきました。うわっ、何ですか?



  


零戦ZEROSENの特大のれんが見えます。「はーい♡みなさんこんにちは〜☆ぜろせんだよ〜♪」とロンパールーム調で語るお姉さんが登場。「これから、個性的なアーティスト達が次々に出演しますからお楽しみに〜」一体どうなるのか…


零戦中之条町のダンススクール)
http://zero-sen.com/top/index.html




ワーオ Σヾ(・Д・´●)ノ!! 出ました! キューティーハニーちゃん。


セクシーダイナマイトなのはいいがこれが零戦なのか?



  


しかし次はダンスです。あらまあ、小学校低学年以下のクラスで可愛いですね〜坊や、寝ちゃ駄目だよ☆



  


次々にダンスチームが出てきます。凄いぞ!中之条町はダンスのメッカになりつつあるのでは?



  


小さい子がこういうムーディーな曲を踊るのも見ていて楽しいですね〜選曲はどうなっているんでしょう。先生が決めるのかな?



   


ピッチピッチの高校生からしわっしわの、いやもとい、36歳・二児の母まで幅広い年齢層のダンスチーム…おや、あの顔は!




なかのじょう里山テーマパークのマドンナ・元木さんではないですか!


いや〜見事なダンスっぷりで。またファン増えちゃうんじゃないですか?



  


雨が降ってきたのに全然踊っています。大人の色気を感じさせるセクシーなダンスとか…



  


パパになってからダンスを始めたチームとか…いいですね!




わあ、一番左の子、凄いオーラ持ってる。将来絶対スターになる!



  


次々と零戦メンバーが登場します。ん?2回目の子もいますね。



  



きゃりーぱみゅぱみゅの曲はいくつか流れました。お、怪しげな黒い軍団が出てきました。





この背の高い人が、零戦のリーダー、DE-KUさんだそうです。格好いいですね!人気な訳です。






最後は確かTRFの「survival dAnce」だったかな?みんな知っていてノれる曲、いいですね。観客が混じって踊りだすんじゃないかと思いましたが、そうはなりませんでした。



  


この後、レトロにキメたダンスチームが出てきて見たかったのですが、名物『千人踊り』が始まっているので歩行者天国に移動しました。



  


「中之条音頭」ともう一曲を大行列で踊り狂って1,000人にまで達してやろうという、この勢いだけの企画ですが、始まってから15分でもう450人に到達!まさか、昭和58年(1983)の記録、850人に迫るかの勢いです。今年の群馬県前橋育英高校が甲子園野球で優勝したのが効いたのでしょうか、群馬県民は愛郷心に湧いているようです!!





これぞ、中之条町の伊勢町祗園祭。本当に盛り上がっていました。これは見ておくべきですよ、絶対に。


はじめは、超人気の零戦ステージとダブって仙人踊りをやってしまうなんて〜とか思いましたが、古き伝統の他にも若者向きのイベントをやっていて、老いも若きも目いっぱい楽しんでいる、ただ、それらが2日間の都合上、同じ時刻になっちゃっただけと考えているみたいですね。





おっかあが迎えに来る時間なのでもう帰りますが、伊勢若イベント会場で女性2名のユニットが踊っているのが見えました。あれ?左の方は中之条ビエンナーレプロデューサーの桑原さんでは?…と思いましたが、多彩な人が多い中之条町、そのくらいのことはあるのかも知れません。
それでは、楽しませていただきまして、ありがとうございました! また来年〜




  


※P.S.
自宅に帰ってから、中学校学習指導要領を確認したところ、ダンスは必修になっていたんですね。知らなかったな〜。一時、子どもの運動不足が取り沙汰されていた頃がありましたが、こういう、子どもが自ら楽しんでできる運動を学校教育に取り入れたことは素晴らしいと思いました。大勢で踊るチームダンスは仲間意識も生まれて良い効果が得られると思います。文部科学省もいい仕事しましたね!






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