草津温泉から白根山湯釜、地蔵岳スノーシュー



今シーズン、恐らく最後となるであろうスノーシューガイドに行って参りました。場所は白根山湯釜と地蔵岳です。草津温泉きんだいペンション様にご宿泊されました。







東京都のY様ご夫婦。活動的で素敵なご夫婦です。昨日、吾妻一帯は雨でしたが、何と白根山では雪。今日は4月中旬だというのに新雪を歩きました。ただし、べた雪です。




  




オシラビソの球果の芯が残っています。オオシラビソが球果をつける様になるのは人間よりも背が高くなってからなので、この様に手で触ったり上から写真を撮れるのは珍しいことです。ということは、この辺りでは、まだ1m以上の積雪が残っているということになります。シーズンインにあれだけ嘆いた雪の少なさは一体何だったのでしょうか…?




  


それでも、確実に雪解けは進んでいます。場所によっては、雪の下に空洞が生まれています。
今日は体力があるお客様なので、白根隠しにある白根神社奥宮に寄ってお参りしに行くことにしました。




  


4月25日開通予定の志賀草津高原ルートを横断し、白根神社奥宮まで来ました。




  


先客がいた様です。鳥居を先にくぐっていたのは鳥でした(笑)。Y様は二礼、二拍手、一礼のお参りの作法を良くご存じでいらっしゃいました。




  


今日は、以前、千木良さんに紹介していただいた亀屋のまんじゅうがおやつです。こだわりの頑固オヤジが作る温泉まんじゅう。Y様も気にいられたご様子です。







白根神社奥宮の前(境内?)で休憩するY様ご夫婦。白根神社は元々は吾妻郡内で最も位が高かった白根大明神様がおいでになるところです。




  


休憩後、白根山湯釜に向かいます。途中、賑やかにさえずっていたのはビンズイでした。







今日はこの場所から湯釜を目指しました。山腹に光っているものも気になりましたので。




  




光っているものは、ソーラーパネルでした。これは白根火山の地震計です。影響が出ないように、そーっと先に進みます。







湯釜に到着。エメラルドグリーンの火口湖に感動です。




  


硫黄が浮いているのは湯釜の火山活動が活発なことを示しています。眺めている最中、「ゴボッ、ゴボゴボ」と音がしたので、「げ、噴火が始まったか!?」と焦りましたが、対岸にある火口壁の岩が崩れ落ちる音でした。はービックリした。




  


湯釜、涸釜の火口縁を歩いて行きます。





涸釜の奥から見た湯釜です。湖映が美しいと思いました。




  


終始いいお天気となった今日。日暈(ひがさ)も出ています。ランチを作るご主人の姿は、とある嬬恋村内のホテルのシェフに雰囲気が似ていらっしゃいました。







そして、地蔵岳に到着。やりましたね!お疲れさまでした。4月中旬でもなんとか北アルプス(白馬三山)が見えました。北信五岳はバッチリ見えました。




  


今日現在ではまだまだ雪がありましたが、この陽気ではあっという間に雪が解け、高山植物が顔を出してくることでしょう。スノーシューも、もう終わりです。


最後に、弓池を恐る恐る、そして素早く渡りました。




今年のスノーシューガイド最後のお客様は、東京都のY様ご夫婦でいらっしゃいました。誠にありがとうございました。来年はまた別コースをご案内させてくださいませ。そして夏は浅間山にご案内させていただければと思っております。




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