万座温泉から白根山にスノーシューガイド



今日は、神奈川県からお越しのK様を、万座温泉から草津白根山湯釜と地蔵岳スノーシューでご案内させていただきました。ご宿泊は万座温泉日進館(旧万座温泉ホテル)様です。


万座温泉から白根山湯釜と地蔵岳スノーシュー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/manza_yugama01/index.html



    


それにしても今年は雪が多いですね。もう3月後半なのですが…。白い雪の中にミルク色の粘っとした物体が。これは野鳥の排泄物です。野鳥は普通、ウンチとオシッコを一緒に出しますが、白いものはオシッコの成分で、哺乳類はアンモニアを「尿素」に変えて液体として排出しますが、鳥は「尿酸」という、水に溶けないものにして排出するそうです。鳥は飛ぶために、とにかく体重を軽くしなければならないため、なるべく水も飲まないし、排出もしないようにしているのではとのことです。なるほど。



  


道路のカーブミラーが、登るにしたがって埋もれていきます。どのくらいの高さに設置されていたんでしたっけ?インターネットで検索したところ、

路面と板下端との高さが、車道の場合5m、歩道・路肩端の場合2.5m(植栽帯などがある場合1.8m)が標準。

だそうです。2.5mの方かもしれませんね。





それにしても今日ほどギラギラした太陽は久しぶりです。枝葉の陰影が綺麗です。



    


昨日の吹雪はこのあたりでは20cmほど積もったようです。斜度の少ないルートを選んで正解でした。





ゆっくり2時間かけて国道に来ました。お昼ご飯の場所を探しましょう。



      


先ほどの道路標識のルールによると、この青看板は地表から5mの位置…なのでしょうか。吹き溜まりの低いところで食べるよりも、景色を見ながら食べられるところを探しました。よーし、ここなら! 穴を掘って椅子にして座ります。





大自然を貸切状態です。今日は解良さんのアシスタントのおかげで椅子作りもスムーズでした。感謝しています。



    


食事のあとは湯釜と白根山山頂(地蔵岳)を目指します。天気は良いものの、風速は10m以上あります。頑張って!





白根山山頂にて。3月22日だというのに、北西の季節風が頬が痛いくらいです。



    


稜線を山田峠方面へ進み、国道292号線へ降ります。アイゼンを使わなくてもスノーシューのまま降りられてラッキーでした。





万座方面の山々のうねりをバックに一枚。尾根だけに生えている針葉樹帯が、縞模様になっています。



      


この先の高台は完璧な好天の時にだけ登ることにしています。いつもは雪がついていないはずの道路にも雪が。昨日の吹雪の凄まじさがわかります。中尾根を通って降りていく、天国コースです。





この場所って、地面の上じゃなく雪庇の上ってことですかね?くわばらくわばら…



  


尾根から離れないように、森の中を探検しつつ降り進みます。しかし発達した雪庇だこと。



  


今日の森カフェタイムはダケカンバの大木が程よく散らばるこの場所で。K様、○ランデーありがとございました。m(_ _ )m





いかがですか。最高の森、最高の針葉樹林でしょう。



私は、最高のコースしかガイドしません。それが基本です。






ここが、神々の森の出口です。お持ち帰れるものがきっとありましたでしょう。



  


直径40cm程の倒木、樹齢は○○○年位でしたね。





朝通った道は、もう埋まりかけていました。風が強かったのは、山頂だけじゃなかったのですね。


では、また明日、お迎えにあがります。どうぞ万座温泉の乳白色の湯で、ごゆっくりお休みになってくださいませ…





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