朝の軽井沢周辺散歩にて
東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢様での『朝の軽井沢周辺散歩』の様子をちょっと紹介します。
雲場池の近くの別荘地で、大木の根元に何かを発見!
おおー、あれは素晴らしい美味しいきのこになりそうな予感… は、見事に外れました。恐らく、オオワライタケ(毒)だったのでしょうね…
軽井沢宿での一の神社、諏訪神社社叢のトチノキは本当に立派…ですが、樹勢が衰えていて心配しています。巨大な洞のためにいつ倒れてもおかしくありません。
一番気になるのは、盛土のために深植えしている状態になってしまっていること。不定根の発生がそれを証明しています。
おや、こんなところにミズナラの赤ちゃんが。野生動物が木の隙間にドングリを隠していたのですね。
いつも、ユニオンチャーチには10時頃訪問するのでイベントで賑やかなのですが、たまにはこんなことも。おや、これが礼拝の際に回ってくる、募金箱なのですね。
諏訪神社の道祖神の横には「大衛神」という石碑が。どういう意味なんでしょうか?
雨の日の雲場池は遊歩道に水たまりができていて要注意です。
バラギ高原の自然観察会
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場様様から、バラギ高原の自然観察会指導をご依頼いただきました。
午前10時から2時間のプログラムです。さて、どこに連れて行こうっかな〜
子供はやはり虫好き。ハナカミキリをしげしげと観察。おいおい、カエルを取り合ったりしないで。ほら、あれが鷹の巣だよ。ノスリっていう鷹だ。
もう、自然観察は飽きてきたかな?
…
じゃあ、遊ぶか?!
ロープを木にくくりつけ、ブランコ遊びなり〜
ロープリュックに入れておいてよかった〜
次は立ち乗りだよ、ロープをしっかり握って!
それ、高ーい!
よーし、なかなかいい野人の顔つきになってきたね。この森のボス・ハルニレの巨木も喜んでいるよ。
あれ、冒険探検ツアーでなくて自然観察会だったんだっけ…まあいっか!
プロガイドの案内で巡る、朝の軽井沢周辺散歩
ホテル東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢様での『朝の軽井沢周辺散歩』、素敵なポスターをロビーに貼り出してくださいました。
プロガイドの案内で巡る、朝の軽井沢周辺散歩
K様、感謝いたします。ありがとうございます。おかげさまで毎日20名様を超す人気のプログラムとなりました。
旧軽井沢の知られざる名所、諏訪神社。この神社の社叢はトチノキ、ケヤキなどの巨木が立ち並び、軽井沢の天然記念物に指定されています。
この隣にはキリスト教の教会がありますが、そこに祈りをささげに来た外国人避暑客らはこの諏訪神社でダンスなどをして遊んだ場所だそうです。さすがは日本の神社、八百万の神を受け入れる度量があります。
ユニオンチャーチ(軽井沢合同基督協会)は明治30年(1896)に設立された宗派を超えたキリスト教会です。寄ってみると、ちょうどイベントをやっていました。10時ごろここに来るコース設定は大正解でした。教理をよく知りませんが、何か幸せな気分になります…
軽井沢の秘境/幻の雄滝・雌滝
午前中の軽井沢での自然解説が終わり、軽井沢をいろいろと探検中です。今日は、旧碓氷峠の森の中にあるという『碓氷の双爆「雄滝(おだき)」「雌滝(めだき)」』を探してみました。
旧碓氷峠から続く林道を車で5分位進むと、旧中山道と霧積温泉方面との分岐があり、そこを少し進むとゲートがあります。1台なので通行の邪魔にならずに駐車できました。
車を降りようと思ったら、あらま綺麗なチョウチョ。スミナガシというそうです。軽井沢のヤマアジサイは花が紫色なんですね。
15分位歩くと、右側から水の流れる音が聞こえてきます。地図を確認したところ、このカーブのすぐ下に雄滝はあるはず。ミラーの場所から降りて行きました。
しかし、その後、選んだルートはもう一つで、かつての作業道かと思いきや崩落していたり、その先は急坂だったりで、お客様をお連れできるようなルートは見つけられませんでした。
結局は急な谷に滑り落ちるような形で、川床にたどり着きました。雄滝はもっと下にあるはずです。
すぐに、川が合流しました。滝の音がしたのでそちらを少し上ってみましたが、小さな滝でした。これは雄滝ではありません。
ゴミが落ちていてガッカリ。おや、あれはまさしく滝の上の景色ですね!?
いえいえ、これも雄滝ではありませんでした。っていうか、川床に人工的にカットされた石が使われています。人工の滝です。
見上げれば岩窟がいくつかあります。おおお、なんか凄い秘境っぽいです。あ、秘境でいいのか。
人工の滝半分、自然の滝半分。なんのためにこういう工法を取っているのか、イマイチ解りません。
そして、大きな音が近づいてきました。ついに、ついに…うわっ、凄い落差だ。雄滝に到着です。
それにしてもどうやって降りようかな。滝の脇の斜面、降りられるかな?
足場はめちゃくちゃ悪いです。泥の壁なので、置いた足が止まってくれません。滑落の危険大です。
それにしても素晴らしい。高さ20m、幅7m程もある雄滝。こんなにいい滝が軽井沢にあったなんて。
昔は滝行をする人がいたと聞きました。このロケーションなら私もしてみたいです。
少し下ると小さな滝があり、二段の滝に見えます。この雄滝の下でも、護岸工事がされていることに驚きました。よく工事用車両が入れましたね。
雄滝と雌滝の間は結構離れています。歩きにくい川床もあり、靴が濡れるのを覚悟した方が良いかも知れません。
雌滝に到着。ところが、上流からだと降りられる場所がありません。
近くの岩に身を乗り出して、この写真を撮るのがやっとでした。落差は10mといったところ。うーん、滝を横から見るのって良いですね。ロープとカラビナ、ハーネスを使って、お客様にこの風景を見せるサービスも良いかも知れませんね。
では、帰りますか。墓場尻川を上ります。
ウワバミソウの群落。いかにも、蟒蛇が出そうな場所ですからね。さて、雄滝に戻りましたが、降りた崖は危険すぎてもう登る気にはなれません。滝に向かって右側(左岸側)に大きく回り込んでみます。
へえ、小さな滝があるんですね。水しぶきに虹がかかっています。
急な岩場ですが、岩そのものはしっかりしています。手足を使えば大丈夫。よーし、ルート見つけました!
滝の上に出た後は、左岸側の谷を上って行きます。
その後、墓場尻川から離れずに歩いて行きましたが、昔の林道跡も結局、最後は川床にずり落ちてしまいます。小さな滝がいくつかありましたが、わざわざ見に行く程ではありませんでした。
林道に出てから、もう一度、雄滝の真上あたりから谷を下りて行ってみると、ドンピシャリ。
『碓氷の双爆「雄滝(おだき)」「雌滝(めだき)」』探検エコツアーコース、決まりました!
あとは滝での遊び方、味わい方をゆっくり考えることに致しましょう!
バラギ湖で自然観察会の下見
明後日の子供向け自然観察会の下見に、バラギ湖に下見に来ました。
ヤマガシュウ(ユリ科シオデ属)はサルトリイバラとよく混同されています。赤い実は非常に固く、私的には有用なツル植物・クマヤナギ。
しかし子供の自然観察向きではないですね…
クサレダマは本当にひどい名前をつけられてしまいましたね。レダマという低木の花に似ているから…ってったって、花の形が全然違うし!?
湿地の中にある、この森のボス、ハルニレの巨木は今も健在。よーし、ここに連れて来よう。
アカゲラの巣はまだ使われているかな? アサギマダラが当日飛んでくれるといいな…
よーし、この使われていない古い自然歩道、ここで目いっぱい遊ぼうか!
ね、いい考えでしょ、チゴモズくん。あ、ウンチ中か、ごめんね…