ターザンロープを自作してみる



大型台風19号の襲来により、岩櫃山の下見に行けなくなったので、昨日からずーっとこれに取り組んでいます。自作のターザンロープ。インターネットで検索してみたところ、普通に『ロープのUESHIMA』http://umeshima.shop-pro.jp/ などといった専門店でターザンロープは売っているのですが、結構高いということと、もし買ってみて好みと違う、会場に合わない…様なことになるとガックリきてしまうので、思い切って自作してみることにしました。





ターザンロープは太くないとダメだと思うので、12mmの綿ロープを4本使って30mm程度の太さにします。赤や緑の小径ロープが散らばっているのは試行錯誤した証…




  


なんじゃーこりゃー!怪獣の背骨? 4本を編み込んでみました。赤木流です。革紐で使われている4つ編み法とは少し違います。





考案から丸2日間かけて、やっと完成しました…。後は現地で発射台となる高台を作らなくてはなりませんね。




  


ワイヤーロープは、どれも先端がアイ加工(輪になっている)のだとばかり思っていましたが、それは玉掛用に売っている短いもので、20mだの30mだのになってくると、アイは自分で作るみたいです。少なくとも、東吾妻地区のホームセンターではそのようです。


玉掛用のワイヤーロープのように編み込む方法を「アイスプライス」というらしく、Youtubeに達人による実演がアップされています。


名人芸ワイヤーのアイスプライスの丸差し
http://www.youtube.com/watch?v=8k3eXSU2gQk


しかし、今回は人をぶら下げるので、失敗があってはいけません。自分でやるのは今度にして、「ワイヤークリップ」で止めてみました。きちんと締めれば効率は80〜85%になるそうで、9mmワイヤーだと最低5個、取り付けの間隔はロープ径の6.5倍だそうです。9mmですから6cm位の間隔です。たぶん、購入したワイヤーを業者にアイ加工してもらうよりはずっと安くできると思います。


林業用のチルホールは高いので、ホームセンターで「パワーウインチ」を購入。それでも最大荷重2tでもOKなら、言うことはないでしょう。





そうとう苦労したのがこの台座。ロープで円盤を作り座れるようにしたのですが、とんでもないロープの塊になってしまいました。上の台座だけで20mロープ1本以上使ったかも。途中でもっといい方法に気がついたのですが、意地でそのまま作りきってしまいました。下の足掛けは、簡単な方法です。




  


正直、もっと台座を下に付けたかった…でも、最初のうちはあまりにも仕事が進まないので焦ってしまったんですね。ターザン遊びをする子供たちがワイヤーに触れようとしても手が届かない位置にセットしたかったんです。座ってくれれば大丈夫ですが、立つアホが絶対いますからね。立つのは下の足掛けだけで、と指導を徹底します。


尻尾が強烈に長いでしょ。降りるとき、どのくらいの高さから降りることになるか想像がつかないので、長くしておきました。引きずりが大きければ折り上げてしまいます。


まずは、19日の中之条町暮坂高原うらやまでのイベント(秘密基地づくりhttp://ecotourism.or.jp/aes_action/treehouse20141019.html)で試運転することにしましょう。乞うご期待。






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