木登り体験イベントを実施(中之条町花楽の里にて)
あがつま都市山村交流アクションプログラム
http://ecotourism.or.jp/aes_action.html
2014年度第一回目のイベントは
森で遊ぼう!木登り体験
http://ecotourism.or.jp/aes_action/kinobori20140608.html
を実施いたしました。
まずは中之条町暮坂高原「花楽の里」に集合、ロープを数本使って簡易ハーネスをつくり、装着します。初めは座って腕を高く上げ、結び方を見せていたのですが、子供の目線に近づけるために、そのうち仰向けに寝転がりながらとなり、最終的にはほぼ参加者全員、手を加えることになります。安全のため、当然でございます。
そして“うらやま”へ。昨年のツリーハウスでひと休みし、その奥にある「木登りの森」へ。スタッフの人たちが木登りの準備をして待っていました。
今日のメインインストラクター・清水実さんはマッターホルン等、世界の山をも登ってきた登山家です。先生の説明を聞き、命綱のザイルと簡易ハーネスをカラビナでしっかりと結び、木登りスタート!
トップバッターは中之条町のR君。おお、かなり身軽。どんどん登っていきます。おや、その先は…
今日の参加者には、チャレンジしてくれる子供はいるかな? というつもりでセッティングした上級ポイントまで、楽々クリアしてしまいました。うーんさすがは吾妻の子、忍者のふるさとですからね。
しかし、降りるときはちと危険。ぶら下がるしかありません。ヘルメットは必要です。
お兄ちゃんに続いて、Sちゃんも挑戦。そう、自分の手足をしっかり使って登るんだよ、頑張れ〜!
待ち時間はブランコやターザンロープ。こっちがメインじゃないけど、こっちも並んでいた?!
次々にトライしていきます。
さて、終わった子はこっちにおいで。旧崖もロープでスイスイ登るテクニックを伝授。
みんな、達成感のある、いい顔をしていますね!
そして、最後は超上級木登りプログラム、「ぶり縄」 に挑戦。昔の林業家のいぶし銀テクニック、難しいけど使いこなせたら絶対楽しくなる技術です。
でもちょっと危険。今回は体を支えながら、2段までかな…
おっとー、でも小6のH君はそうはいきません。身長も160cm、大人並みにあるところで一丁前に一人でやってもらいます…
よーし、お見事!
やはり背が高いと樹上の位置も高くなりますねー。ぶり縄に命綱をつけて十メートル以上登らせたくなりました。どこかにいい形した樹木がないかな〜
★………… 木登りイベント終了後 ……‥‥‥‥………………………‥‥‥‥………‥‥★
昼食後は、スタッフの木登り研修会を実施しました。
ロープ支点の決め方、エイト環、カラビナ、スリング等の使い方を学びます。
ザイルの先端の結び方、末端処理、ビレイ器(ATC)について、アセンダー、ブランコの吊るし方…
ザイルを持ってコントロールする練習。ちょっとこの支点の位置は検討する必要があるかも。
スポーツトレーナーのIさん、女性に釣られて喜んでいるように見えますが…
木登り器具を外す時は「林業安全帯」のようなものを20mmスリングとカラビナで作り、自分を幹に固定して外すこと。
プルージックは、片手でやらせると捻れができてしまい、あまり効かない結び目になってしまうので、両手できれいに巻かせた方がいいかも。しかし子供の体重なら、捻れていても滑らなかったことも事実。
ぶり縄は、大人でもちょっとやそっとでは難しそうですね…皆さん、来年までの宿題ですよ。