岩櫃城主の陣羽織作成中



明々後日のNHKラジオあさいちばん生出演では当然、11/1〜11/2に実施する岩櫃城忍びの乱」http://www.shinobinoran.com/)のお話をするに決まっているのですが、自分の話だけをするのもつまらないので、トークネタを仕入れるために、東吾妻町衣装職人・吉田里奈さん のところにお邪魔してきました。


今現在、「忍び雀士が迎え撃つ 青空麻雀の戦い」で、参加者のお客様を迎え討つ『真田雀勇士』の忍者衣装を用意していらっしゃいました。



  


なるほど、手甲(てっこう)はそんな風に…


それにしてもどうして「岩櫃城忍びの乱」で「青空麻雀」を…と思われるでしょうから、一応説明します。これは信州上田城での伝説です。徳川家康真田昌幸(幸村の父)に沼田領を北条氏に引き渡すように求めましたが、昌幸は徳川氏から与えられた領地ではないことを理由にして拒否し、さらに敵対関係にあった上杉氏と通じました。激怒した家康は真田氏成敗のために討伐軍を上田城に派遣したが、返り討ちに合った『第二次上田合戦』の際、昌幸が迫る敵を前にして、櫓の上で悠然と碁を打っていた…という話があります。それにちなんで、囲碁ではなく、麻雀をする。心静かに麻雀を制したものが一年間『岩櫃城主』と名乗れる、そういう仕組みなのであります。(なんじゃーそりゃー!)



  


このド派手な生地は、麻雀で優勝した人が着れる陣羽織に使うそうです。陣羽織ってなんでしたっけ?



  


これが、豊臣秀吉が所有していたとされる重要文化財の鳥獣文様陣羽織(ちょうじゅうもんようじんばおり)(桃山時代)だそうです(引用:http://www.kodaiji.com/topic/46.html)。多数の絹の色糸や金糸銀糸がもちいられた綴織(つづれおり)という種類の織物を使って作られているのだそうです。秀吉らしいですね。



  


おお、この生地を使うのですね!そしてこの装飾…こちらも負けていませんね。優勝トロフィーならぬ、優勝陣羽織。どなたがゲットするのか楽しみですね!

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※11/17のNHKラジオあさいちばんの生出演はこんな話にしました。
http://ecotourism.or.jp/akagi/archive/2014/nhkradio20141017.mp3






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