八ッ場ふるさとエコツアー ホタル観賞会 清流に育まれた「ホタルの舞い」に誘う に参加



長野原町林地区がとても気になっています。王城山、王城山神社、カタクリの里など、ワンランク上の里山…というか、人をお連れしたくなるちょっと雰囲気の良い場所があるからです。
さらにやんばダムの関係からか、道路などが整備されてきていて、訪問しやすくなっています。来年には道の駅もできるというからとても楽しみ。
林地区は私の家からも車で30分の立地。そこでホタルの観賞会があるというので参加してきました。




  


長野原町林小学校に7時30分に集合受付です。代表、スタッフの方々が挨拶された後、ホタルについてのお話がありました。林地区のホタルはゲンジボタルで、昔から住み着いている、遺伝子汚染のされていないホタルだそうです。夕立が来るくらい蒸した日、暑い夜の方が飛ぶそうです。また、月明かりが無い、暗い夜の方が飛ぶそうです。




  


簡単な説明を聞いた後、観察場所へ移動します。初めは道路を歩いて行きます。




  


やがて、左の立馬沢沿いに上り、イノシシ防護柵(電気柵)を越えると、椅子が並べてありました。ここが林地区ゲンジボタルの沢です。





いくつかの光を繋ぎ合わせましたが、素材そのものは林地区ゲンジボタルの光です。沢の上流の方まで光は見え、かなりの生息数があることが解かりました。嬬恋村今井のゲンジボタルの里よりも数はいると思います。




  


スタッフの方が、「これがカワニナ(ホタル幼虫の餌)だよ」と教えてくれます。しかし、今日は家族連れの方も多く、親御さんが子どもの学習のためにと、ライトをつけてホタルの姿を見せてやったりする場面も多く、観賞の妨げになったり、ホタルにとっても良くない状況だと感じました。志賀高原・石の湯ゲンジボタルではホタル保護のために赤いセロハンをライトに撒きつけることを入場の条件としています。ゲンジボタルは赤い光を認識できないからです。そういう御提案もさせていただきまいた。


長野原林地区のゲンジボタルは道路からもすぐ近くですし、交通もバイパス沿いだし、数も比較的多いしで、草津温泉嬬恋村内の宿泊ゲストへの夕涼みプランとしては最適だと思いました。こんないい場所が今まで眠っていたのは、アクセスの関係だったのでしょう。


ただし、イノシシの電気防護柵を一時的に切って入場しなくてはなりませんし、地元の方々との協力と連携が必要なことは言うまでもありません。エコツーリズム論としても地元にお金が落ち、消費がされて、地元に経済的あるいは商業的な潤いがもたらされねばなりません。このブログを見てホタル観賞ツアーを組まれる施設様やエージェント様は、必ず一人数百円のお礼をお支払いしていただけますようにお願いいたします。窓口としては、長野原町商工会(長野原町観光協会)TEL0279-82-2208がいいと思います。


ところで、次回のホタル観察会イベント日は6月30日(土)です。素敵な場所ですので、ぜひご参加ください。
http://ameblo.jp/yamba-furusato-ecotour/entry-11239111703.html






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