『王城山』登山(奥宮参拝)と『王城山神社』探索エコツアー 〜 吾妻最大のカタクリ群落、林の『カタクリの里』 〜



さて、


【シリーズ】戦国真田の吾妻侵攻と、あがつまの山・里・花を訪ねるエコツアー


第二弾をご案内いたします。


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■ 『王城山』登山(奥宮参拝)と『王城山神社』探索エコツアー


 〜 吾妻最大のカタクリ群落、林の『カタクリの里』鑑賞付き 〜


その昔、日本武尊が東征の折、駐屯したとされる王城山。山頂には王城山神社の奥宮が、山裾には里宮が鎮座しています。明治時代の初めまでは、それぞれ諏訪神社上社、下社の名で呼ばれていました。


真田幸隆軍が岩櫃城攻略の際に本陣を構えたとされる諏訪ノ森(王城山神社里宮)がツアーのスタートとなります。


王城山登山の帰路、地元の人が大切に守っている『カタクリの里』に訪問し、カタクリを鑑賞します。雪解け後、林床で真っ先に花を咲かせる春の妖精(スプリング・エフェメラル)の生態にも目を向けてみましょう。


当地の自然・歴史に精通したガイドがご案内します。


【日程】
平成26年 4月20日(日) 9時〜15時頃


【集合】
JR吾妻線長野原草津口駅 9:00


【コース】
王城山神社境内 ⇒ 土手下 ⇒ 石尊下 ⇒ 二反沢 ⇒
柴峰 ⇒ 唐笠松 ⇒ 焙烙岩 ⇒ 舟窪 ⇒ 古城 ⇒
王城山神社奥宮(昼食、休憩) ⇒ 唐笠松 ⇒ 押手沢
カタクリの群生地 ⇒ 王城山神社


【対象】 軽登山ができる健康な男女


【募集人数】 20名(先着順)


【参加費】
 一般3,000円/会員1,500円(傷害保険料を含む)
 ※関係機関、連携団体の方は応相談


【服装・持ち物】
長袖、長ズボン、リュックサック、登山靴、飲み水、
弁当、雨具、ゴミ袋、身分証明書、タオル、靴ひも予備、
行動食、防寒着、防寒帽、地図、コンパス、筆記用具、
自然観察用具など


【主催】 NPO法人 浅間・吾妻エコツーリズム協会


【申込方法】
以下のURLよりオンライン申し込み画面へ進み、必要事項をご記入し送信してください。
http://ecotourism.or.jp/cgi/sengokusanada_post/postmail.html


【お問合せ/申込先】
〒377-1524 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原932-A棟
NPO法人 浅間・吾妻エコツーリズム協会 赤木道紘まで
TEL/FAX:0279-25-7593  携帯080-5655-3009
E-mail : infoアットマークecotourism.or.jp


【申込〆切日】  4月15日(火)


【このイベントのチラシURL】
http://ecotourism.or.jp/event_pdf/20140420oujousan_event.pdf



■ 案内人プロフィール


浦野 安孫(うらの やすひこ)
1948年長野原町林地区生まれ。地元の第一小学校を卒業。教職を退職後、赤城山の自然解説、県内小中学校のフォレストリースクール講師、吾妻渓谷、王城山エコツアーガイド等を務める。ぐんま緑のインタープリター、Nacs-自然観察指導員

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■ 王城山について


群馬県吾妻郡長野原町にある標高1,123mの山。ぐんま百名山選定山。地元では「みこしろやま」ともいう。王城山は約120万〜90万年前、碓氷火山列(碓氷峠から北へ、鼻曲、浅間隠、菅峰、王城山、高間山、松岩等の連なる山々)の火山活動の活発化に伴い、溶岩や火山噴出物を大量に流出させ、安山岩質溶岩や火山噴出物が固まって凝灰角礫岩等からなる成層火山を作ったと考えられている。

  
    


    


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■ 王城山神社について


王城山神社は大昔(約1900年前?)、日本武尊が御東征の折に御駐屯なさった旧跡で、人々は長く尊をしのび山上に祠を建ててこれを祀り、また里宮には王城山神社を建てて奉ったされています。社前の案内板の王城山神社縁起によると建立は天正13年(1586年)とあり、三原庄長野原郷の総鎮守でもあったそうです。また、境内には樹齢450年近い天然記念物のスギ巨木があり、建立の際に植栽されたとしたら史実に矛盾しません。さらに、「群馬県の祭り・行事 ―群馬県祭り・行事調査報告書― 」中の『王城山略縁起』には、以下のように記載されています。

抑王城山神社の由来ハ日本第一軍神と崇め奉る信州諏訪大明神の同躰なり、往 昔吾妻太郎藤原行盛常に信仰深かりし処、或時難戦の砌御守ハ矢疵に損し候といへとも一身に少の疵もあらされハ、是偏に御守の威徳なりと弥々信心肝に命し、 領内勘波木村に勧請し信仰年久し、其後真田一徳斎初老にして子なく、此御神に祈誓して別当において三七日男子誕生の護摩供を修行せし処、不思議に男子出生 ありけれハ信仰益深くして天正十三年に今の御山江社を移され、御祈祷料も御寄附せられし処なり。王城山虫 切鎌と云ハ、吾妻太郎落城の後、藤原家重宝の鎌を則ち此御山に奉納しけれハ、名将の持れし鎌なるゆへに何のころより一ヶ月二ヶ月或一年御借請申、信仰する 時は小児の虫、蚕の虫、鼠、五穀の虫其他虫の難を除る事秋風の雲を吹沸か如し、又右の鎌を返納する時ハ二丁にして納るなり、これによりて鎌も数百丁にふえ て、利益も又日々に盛なり。

七月廿七日廣庭において団子相撲という例祭あり、団子相撲と云ハ米の粉にて人形を作り、参詣の砌小児に投させ、斯の如く勇力に成長する処を守 らせ、いへいへ心願してして吉端をねがう祭礼なり、何の地よりか男子相撲と唱へ十才以下の子どもに相撲をとらす。是も寿命長久の祭礼なり、斯の如く利益莫 大なる御神なれハ、常に信仰する輩は子孫永盛・剱難矢除守護疑なしと云

 上毛吾妻郡林村 別當 大乗院


    


    


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長野原町林地区『カタクリの里』について


長野原町林地区押手沢には、地域住民により秋の草刈り、遊歩道の整備などの丁寧な管理作業がなされたカタクリ群生地があり、『カタクリの里』と名付けられています。早春の時期にはカタクリの他にアズマイチゲ、ヤマエンゴサクなどの春植物(スプリング・エフェメラル)が共演しています。

  
    


  


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■ 『王城山』登山(奥宮参拝)と『王城山神社』探索エコツアー


 〜 吾妻最大のカタクリ群落、林の『カタクリの里』鑑賞付き 〜


お申し込みは以下からお願いいたします。
 http://ecotourism.or.jp/cgi/sengokusanada_post/postmail.html







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