前橋市の千吉良様がご来所



5月17日の上毛新聞の記事をご覧になって、前橋市で鉄道の模型製作や修理等をお仕事にしていらっしゃる、「電車工房 DREAM POCKET」の千吉良瀧照様ご夫婦が駆けつけてくださった。


前橋市 電車工房 DREAM POCKET
http://dreampocket.at.webry.info/





ありがたいことに草軽電鉄が走っていた頃の映像DVDをお土産に持ってきてくださったのだ。



しかもなんとカラー動画もの!


(CDケースは白黒だけど映像はカラー。)


これはありがたい。しかしよくまあカラーが残っていたものだ…と話したら、千吉良さん曰く、当時軽井沢に避暑に来れる方はお金持ちばかりだったので、不思議ではないとのこと。そうだったのか。


千吉良さんは元々は電車の運転手さんであり、また機関車そのものの復元にもあたったことがあり、とにかくめちゃくちゃ詳しい。当然、このくらい詳しくないと「鉄道模型の医者」は名乗れないのだろうが…


今まで私がハンドル操作だと思って見ていた映像は、実はブレーキだったとか、吾妻川鉄橋が落ちた後にどうして嬬恋−草津間が運行できたのか? など、いろいろと教えてくださった。


草軽電鉄の運転手さんで、まだ生きている方が草津にいるらしく、その方とのアポイントを取ってくださったり、「草軽電鉄のジオラマを私が作る!」とまで仰られた。いやいや、もう、本当に気持ちだけで十分です。ありがとうございます。


そのうち、群馬DC嬬恋体験のパンフレットを奥様がご覧になられて、話題が弘法大師のことに。





そこで出てきたのがこの写真。なんと、千吉良さんは真言宗のお坊さんでもあったのだ!これまた驚き。最近は不登校の子供たちを預かって一人前に育てる活動もしているそうだ。なんと、こんなに人間力のある方だったのか。





護摩木を焚く千吉良さん。炎とは離れているはずの、手の平からも炎のようなものが映っている。こういうことが普通にあるという。


手刀で空間を「臨兵闘者皆陣烈在前」の掛け声ともに縦横に切る九字の話が出てきた。興味のある話だが、お互いに今日は用事があるのでまた今度に。千吉良さんご夫妻も浅間・吾妻エコツーリズム協会の会員になってくれるそうだ。


また凄い協力者が現れてくれた。この先、当協会がどこまで行くのかもう見当もつかない。千吉良さんの師・空海のように、大きな流れに身を任せることにしよう。