CONEトレーナー認定会 終わる



2日間のCONEトレーナー認定会が終わった。


長かった。本当に長かった。


別に2日間が長かったわけではない。ここまで来るプロセスが、相当長かった。

2003年9月にCONEリーダーを取得してから、実に7年半。ようやくCONEトレーナーにたどり着いた。


 



森林レクリエーション協会でCONEリーダーを取り、森林インストラクターまで取ったまでは良かったが、森林レク協ではそれ以上スキルアップできないことが解かり、自分の住む嬬恋村にCONEの理念とシステムを導入。「地域に合わない」「会員の質と違う」「成長スピードについていけない」など、理事からの反対意見や非難を浴びながらも10回実施、そして自分もCONEコーディネーターを取得。ついに今年、トレーナーになる要件を満たし、ようやくここに来る事ができた。


私は器用な人間ではない。いろいろとやれたこともあったが、あの頃はできるようになるまで何度も反復するしつこい男だったからだ(国際ヨガ協会松嶌会長は見抜いていたが…)。


今日の参加者も、私よりもはるかに器用というか要領の良い人が多い。私がかかった7年半の約半分でここに来ている。しかもCONE本部は最近、やる気と情熱さえあれば短期間でもトレーナーになれるように制度を改正した。「これがもし、7年半前にあったなら…」との思いも頭をよぎるが、実際には今の私を取り巻く温かいものは今日までの紆余屈曲した人生のおかげで巡り合えたもの。私にとって、成ってきた理は天の理(ことわり)。おかげさまで、今日もこれまでもこれからも、世界で一番私らしく生きていられる。この世のあらゆるものことさん、感謝しています。どうもありがとう。



 



最後の講義を雪かきにしたのにはどんな理由があったのだろう?私ではまだこの深さを理解できない。


実際のところ、今回の一番の収穫は、ワークショップで同席した森本さん、南さん、西川さん、そしてCONE事務局長の太田原康志さんと深くお話しできたこと。みんな、それぞれのポジションで頑張っている。私もやりきります。一緒に歩んでいきましょうね。