黒岩達介校長登場

最近、我が社で『カルチャーヘブン イン 万座』という企画を立ち上げ、フロアーショーの中で泉堅以外のアーティストの演奏、講演などを取り入れている。
http://www.manza.co.jp/plan/culture_heaven/culture_heaven.html

この企画の事を私のHPで取り上げるつもりはなかったのだが、脳梗塞で倒れた後、万座温泉で奇跡的な回復を成し遂げた万座スキースクールの黒岩達介校長が『万座の温泉と健康』とのタイトルで話をしたことが印象的だった。

「医者にほとんど見離された私が奇跡的に回復したのは、万座の温泉に含まれる硫黄、硫化水素成分のお陰だという事が解ってきました。『NHKスペシャル〜生命40億年遥かな旅』でも特集されたようですが、元々地球の海は今のようなものではなく、硫化水素の海でした。私たちの祖先である生命の原型は、硫黄を使ってエネルギーを作り出していたのです…やがて酸素が発生し、酸素の方が効率的なのでエネルギーの源は酸素に進化しましたが、私たちの身体には硫黄を使っていた頃の記憶が、どこかに残っている…硫黄泉に入ると身体が良くなるのはそのためなのだろうと思います…」

この見識は、私が硫黄成分を多く含むチベット岩塩を体に良いとして売り込む話ととてもよく似ている。実は前に毛無峠風力発電の構想も少し聞いたことがあったが、それも当時私が考えていたビジョンとはぴったり一致していた。今は、別の見解を持っているが…。

実際、黒岩校長と私の交流は、この先生涯において、なされる可能性はとても低いだろう。干川文次さんの場合は生きた時代が違っていたが、今回は違う。私たちは同じ時代を生きている。時代が二人を引き寄せてくれるのか、それとも否か。

とりあえず、「NHKスペシャル〜生命40億年遥かな旅」のことは、このサイトからしか知らなかったので、
http://cyber.tokaigakuen-u.ac.jp/cosmos/century/index.htm

ネットで絶版になっていた古本を入手した。本当はDVDが欲しかったけど高かったので本にした。