「浅間山・嬬恋村を体験するジオツアー」教育旅行を実施



千葉県のU中学校ご一行様120名様を、浅間山嬬恋村を学び感じるジオツーリズム林間学校として3日間、お世話をさせていただきました。その様子をレポートいたします。



    


長野原町鬼押出し浅間園「浅間火山博物館」に到着。こちらは広々とした駐車場があり、初日の開校式をするのにも最適の場所です。しかも駐車場は無料、隣接する自然遊歩道もなんと入園無料です! ただし、自然遊歩道利用だけで帰られてしまうとトイレを汚されるだけになってしまうので、それはご紹介する当方としてもとても困るので、「浅間火山博物館」をご利用いただくようにお願いしております。





鬼押出し溶岩の中を歩いてゆきます。子供たちの表情も徐々に和んできました。ガイドと波長が合ってきたようです。



    


天狗のような、キャラクターのような岩を発見。避難所や入口看板で写真をパシャリ。



  


こちらは火山噴火の実験。軽石噴火をコカ・コーラで表現しました。実験が終わったあと「飲んでいいよー」って行ったが最後、なかなか先に進みません…



  


嬬恋村郷土資料館で流している1783年浅間焼けの映画は、今年リニューアルしました。前回のは古めかしいが生々しさが良かったのですが、今回の方が最新情報と映像テクニックに富んでいます。意見が分かれるところですね。



  


厄除け観音「鎌原観音堂」に参拝して、埋もれた石段から出てきた二人の遺体の話をして、今日はおしまいです。村のほとんどが消滅しても、一からやり直す大和魂、わかってくれたかな?



      


このあとはスタッフで明日のバラギ湖探索コースをまわり、自然学習素材を探しました。ノスリの古巣、シダ植物の栄養葉と胞子葉、ジオデなど…



    


カマツカ、つる植物、ヤナギとヌメリスギタケモドキ、アカゲラの巣…などを発見しました。



  


そして、湿原木道のウンチは、無くなった頃にまた出現することから、どうやらバラギ湖に暮らす動物のウンチではないか、という結論に至りました。ここはキャンプ場に泊まったお客様が犬を連れて歩くことが多いので、飼い犬のウンチだと思っていましたが、どうも混じっているものがドッグフードっぽくありません。完全に野生のものです。恐らくはキツネのウンチなのでしょう。



  



翌日はキャベツの植え付け体験をした後、○○でご飯炊きプログラムを実施。しかしこれがなかなか火がつきません。



    


Hさん考案のキャベツのおかず3品はみんなに作り方を解説・実演したかったのですがその時間はなく、とにかく作って食べてバラギ湖の散策へレッツゴー!2時間たっぷりを寄り道しながらの自然観察です。





笹舟、上手にできたよね。願いを浮かべて、流してごらん、そう…



      


睡蓮のコースを歩いて、一番奥でゴールです。珍しいキバネツノトンボも出てきました。今夜のキャンプファイアー、晴れるといいね。



  


さて、今日はうって変わって、浅間山の古い古い火山だったかもしれない、池の平を歩きます。ここは、昨日までと違って、地域の人たちが自然保全活動やパトロールを、かなり厳重な体制でしている場所です。動植物は見るだけ、絶対触っちゃいけないよ。



  


火山のことや、高山植物の女王・コマクサの事を学びました。3日間で見違える程、たくましくなった生徒たち、大人になったら、家族を連れてまた来てね。待っていますよ。


右の変な写真について、池の平にいる自然公園指導員の懸念事項をいろいろとここに書こうと思ったら、パソコンの調子が悪くなりました。まあ、いいでしょう。天意がやめろというなら、今日のところはやめておきましょう。
(※後で書く事になると思いますが。)






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