小浅間山ショートトレッキングご案内



急遽のエコツアーガイド依頼をいただきました。ところが本日、5月26日(日)は森林セラピー検定試験日で、目ぼしいガイドさんをあてがえません。


ところが、お客様からの申し込みメールを拝見してビックリ!なんと沖縄県からのお申込みでいらっしゃいました。これはうれしいことです。感激のあまり、個人的な予定をキャンセルして、私自らご案内させていただくことにしました。


M様は奥様が軽井沢で行われているヨガイベント、「True Nature 世界一美しいヨガイベント」にご参加され、御主人は軽井沢を観光…ということでした。


True Nature 世界一美しいヨガイベント
http://www.truenature.jp/


ご宿泊はこちら、家族でもてなす小さなホテル カントリーイン ベルキャビン
http://www.avis.ne.jp/~belcabin/




  


浅間山登山口でハイ、チーズ。まずは東京大学浅間火山観測所の、地層の露頭をご覧いただきました。沖縄には石灰岩はあっても火砕物の堆積層は無いのであります。




  


浅間山登山でも、森の案内人・赤木道紘にかかれば登山道なんて歩きません。この小浅間山山麓には、カラマツの巨木がゴロゴロしているのです。







ここいら一体のカラマツは、この浅間山近辺から種が採取され、その苗が植えられ育ったカラマツ林です。カラマツは、軽井沢を代表する樹木でもあります。カラマツのマザーツリーでハイチーズ。




  


約2万年前に噴出したと思われる小浅間山溶岩と20世紀の火山弾の違いを観察したり、ダケカンバの皮から見る雪国ならではの樹木の生存戦略を観察したり。




  


浅間山にもう少し近づいた地点の地層を調べてみたり、カラマツの新芽のぷにぷに感を味わっていただきました。




  


ではでは、小浅間山トレッキング、本格開始です。溶岩ドームの山は必ず急坂があるのです。







登山はあまり経験がないそうですが、さすがはヨガで体が柔軟な奥様。なんてことなしに登ってきます。







坂の途中で振り返ると、雄大浅間山がこんなに間近で見られることに驚きます。







浅間・吾妻のミスターインタープリターの解説を入れて、







ここでも当然、記念写真です。







この後、ぐるっと山頂を一周しました。西峰からは1783年、1108年、4世紀の溶岩流が段々になっているのが見えます。







こんな写真になりました〜




  


西峰でアウトドアカフェを楽しんでいる時、何かの蝶の巣に毛虫がうじゃうじゃとキャー! 巣の形態はミヤマシロチョウに似ていましたが…この後、軽石主体のガレ地を下って行きます。ずるずる滑る〜




  


足元が滑るくらい、なんのその!大変ノリの良いMご夫妻です。




  


生えている植物が、あまりにも沖縄県に無いものばかりでいらっしゃるので、ヨモギも聞いてみました。さすがにヨモギは薬草として使われているそうです。沖縄ではヨモギの事を「ふうちば」というそうです。面白いですね。




  


最後に訪問したのはアズキナシの大木。この樹ももう、ずいぶんお年寄りになりました。幹からはタラノキやスミレが生えています。ランドマーク的な存在のアズキナシ。まだまだ、元気でいてくださいね。


今日は久しぶりのエコツアーガイド現場でした!やっぱり山ガイドの仕事は気持ちがいいですし、やりがいがあります。私もご指名いただければ、出来る限り(事務仕事を中断して)ガイドの現場第一線でご案内させていただきたいです。これからも皆様ご愛顧よろしくお願い致します!


浅間山ハイキング(ショートトレッキング)
http://ecotourism.or.jp/hiking/koasamayama/index.html






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