小浅間山星空スノーシュートレッキングの可能性



先日、1月31日に行われた、スノーシューしながら星空観察をするイベント、


「愛妻の日」記念 極寒星空スノーシューツアー
http://ecotourism.or.jp/cooperation/20140131star.html


で、「星空&観察する人々」の写真を撮らせたら天下一の黒田さん(星空案内人・長野県自然観察インストラクター)と知り合うことができ、その後、意気投合して、二人で念願の「星空観察スノーシュー」の商品づくりを模索することになりました。


今日は、小浅間山を攻めます。星空鑑賞スノーシュートレッキングの可能性を探ってみました。





  


まず、峰の茶屋の公衆トイレチェックです。大雪災害のすぐあとですが、きちんと使えるようになっていました。軽井沢町役場様に感謝です。



  


いつもなら5〜6台は駐車できる小浅間山登山口の駐車場は、今日はほとんど除雪されていませんでした。お隣の東京大学浅間火山観測所は、ほとんど無人のはずですが、構内はかなり除雪されていました。



  


今日は日曜日。この週末、かなりの人が登ったようですね。トレースができ過ぎていて、再凍結したこの時間ではとても登りにくいです。暗いですから、トレースの間に上手にスノーシューを入れるのが困難なのです。今現在6:00PMです。


おっと、両脇から伸びた樹木の枝が、ちょうど顔の位置に。これは、ヘッドライトを持ってこないと危険ですね。



  


フラッシュなしで写真を撮ったのと、ありで撮ったのと。この位、暗いです。あたり前ですが…



  


完全に暗くなるちょっと前くらいに現れたのが、この森の門番の木、「アズキナシの巨木」です。天明三年(1783年)浅間山大噴火から231年しか経っていませんので、落葉層を含めた褐色森林土(クロボク)が30cm位しかできていません。この条件下でこの大木をなしているということは、陽樹系かつ浅根性の樹種であるということが解かります。





堂々としたこの樹体。星空観賞ツアーだとしたって触って行く位いいでしょう? 挨拶ですから。





じゃあ、折角だからこっちのカラマツ大木にも挨拶していきますかね。これだって100歳は越えていると思います。



  


昼間のツアーでは、たびたび腕(枝)に座らせてもらうダケカンバですが、今日は素通りさせていただきます。それにしても灌木が登山道に被さって来る道ですこと!油断したら容赦なく顔に襲ってきますね…これ、女性のお客様には大問題ポイントです。



  


見つけました。アカンベーの木。雪で埋もれてなくて何よりです。



  


アカンベーの木のすぐ先に、鞍部があります。鞍部から急激に急斜面を登る「登山」になるのがこのコースの持ち味です。困ったことに、あの大雪のあとでももう地面が露出しているところがあります。風で雪が飛ばされたのでしょうか。



  


登山開始から1時間18分。お客様ご案内だと1時間半見たほうが良さそうです。黒田さんは撮影の準備を始めます。



  


私の手持ちのデジカメでは、夜空の星を捉えることはできません。それでも、軽井沢の夜景、軽井沢プリンスホテルのナイターの明かりは撮ることができました。





黒田さんのカメラで撮った小浅間山山頂から見た軽井沢の夜景と星空。素晴らしいです。





寝転がって星を眺めてもいいですね。





オリオン座、シリウス、すばるなどと一緒に。





シリウスをレーザー照射してみます。



  


25秒間露出して撮るので、何秒間レーザー照射したかによって、レーザー線の写り具合が変わってきます。



  


今夜は国際宇宙ステーションが頭上を横切っていき、人工衛星は2つ、流れ星も2つ見ました。先ほどと同じ条件で飛行機を撮るとこうなります。天の川だって撮れちゃいます。





しかし、じっとしていると寒いですね。今-7℃位かな?冬期は山頂での解説は20分が限界だと思います。お茶菓子を…って訳には、行かなそうですね。


浅間山と星空をバックにラブラブなお二人を撮影させていただきます。つきましてはモデルさんを募集いたします。皆様のご応募をお待ちしております…。






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