万座温泉スノーシュー(カラマツ天然母樹林)
今日から2日間は、千葉県のK様グループをスノーシューガイドします。ご宿泊は万座温泉日進館、5名様でお越しいただいています。今日は午後のみのご案内ですので、手軽なカラマツ天然母樹林にお連れさせていただきました。
今日のお天気はあいにくの曇り&雪がチラホラです。カラマツの天然母樹林として植物群落保護林指定を受けていますが、入口付近はダケカンバ林だったり、針葉樹林だったりします。
また、ご人数も多かったので、今日はドイツのアウトドアメーカーのVAUDE(ファウデ)社からモニター用としていただいた大容量リュック(65+10ℓ)を初使用させていただきました。
ファウデ (VAUDE) ターカム 65+10Ⅱ
http://www.miyakosports.co.jp/outdoor/vaude/vaude_10816.html
仁王カラマツ(吽形)をまずは観賞します。お客様は、自分の枝を別の枝が突き抜けている様子にお気づきになりました。とても暴れん坊ぶりなカラマツ。そしてそれは生命力の表れでもあります。
トウヒの球果を探してみたり、「大いなる母の木」という、抱き心地の良いカラマツ巨木に抱きついてみたりしながら、
最大のカラマツ、「草薙カラマツ」に来ます。このカラマツを発見した時の話や私なりの見立てをお話しております。最近はこの赤い帽子がお気に入りでして…
草薙カラマツの前で、ハイ、チーズ!
次の見どころ、ダケカンバのマザーツリー、「しなや樹」です。自分のたくさんの子供たちに万座の風雪から護られて、しなやかさを見せつけるような枝ぶりになりました。そして男女のバランスを現す樹木でもあります。
この特別な場所では、ゆっくり自然を感じていただきます。リュックからはシートを出して、お茶菓子をご用意させていただきます。今日は5名様となりましたので、この大きなリュックが大変に役立ちました。
寝転がって、空を眺められるのも良いですね。樹木の枝は、空の隙間を上手に埋め合っています。
このカラマツは大蛇(うわばみ)の松と言います。真っ二つに割れているのに生きている生命力、そして大蛇のような枝を持っています。そして、よく見てみると、隣にあった細い枯れ木は杖に使われていました。面白い現象です。
その後は、樹木の体温を触診してみたり、枝のトンネルをくぐってみたり、
スフィンクスの様な雪冠を観賞してみたり、ふかふかの新雪を下ってみたりして楽しみました。
仁王カラマツ(阿形)の力強い姿は記念撮影にもぴったりです。
さて、今日の最後のお遊びタイムです。取り出しましたはヒップそり!大尻滑り大会の始まり〜
さて、皆さん童心に戻ってリベンジ尻滑りです。今度こそは華麗なる尻滑りを…
勢いよくスタートしたものの、体が回り始めました!
どんどん回って、最後はドッボーン! やー楽しいですね〜!
万座温泉カラマツ天然母樹林は、4月中旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みをお待ち申し上げております。
万座カラマツ天然母樹林スノーシューエコツアー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/manza_karamatsu01/index.html