万座温泉スノーシュー



今日の万座温泉スノーシューエコツアーは3名様。かつての同僚だったKさんがご友人を連れて申し込んでくださいました。Kさんは今後サバイバルスクール的な活動をなさっていくそうで、スノーシューツアーとはどういうものかを体験しに見えました。




  


それにしても、一緒に働いていた頃、Kさんにそんなバックボーンがあるとは全く知りませんでした。その鋭い眼光はサバイバルで培われたものだったんですね?!
さて、森に入ると、カモシカの足跡を発見しました。見つけた足跡には少し雪がかかっていましたが、その先を辿ってみると足跡はとても新鮮になりました。今日は会えるかも?期待してそのまま辿ってみると…







なんと1分で遭遇!w(゚o゚*)w


しかし驚きました。数時間前の足跡の10m先に超新鮮な足跡、そして100m先にはもういましたからね…。いつでもこんなに簡単に見つかるんだったら、「カモシカウォッチングツアー」だってできてしまいますね。




  


目を合わせたく無いらしく、樹の裏に(顔だけ)回り込みました。どうやら、カモシカくんはカラマツにまとわりついてる地衣類の「ホネキノリ」を食べていたようです。このホネキノリはこう見えても独立栄養生物で、菌類(主に子嚢菌類)と藻類(シアノバクテリアあるいは緑藻)からなる共生生物です。さて、ちょっともらって、それぞれの自宅で増やせるかテストしてみることにしました。




  


トウヒの匂いをかいでみたり、カラマツの巨木を観察したり。




  


ダケカンバの枝が折れた時期を考察してみたり。昼食は、カップラーメンです。3月末とは思えない寒さの中、お湯が沸くまでの時間はきつかったですね。







樹木の上に大きな雪冠が。まるでモンスターの様です。ちょうど1㎥位なので300kg位の重さですね。




  


スノーシューは、初心者の方は下りが上手くいかないみたいです。ズルッと滑った際にそのままスキーのように乗り込んで行けば良いのですが、それができません。お尻で滑った方が楽なようです。




  


ダケカンバのマザーツリーや、カラマツが凍裂した傷を自分で治療する様子を観察しました




  


カラマツの枝がポキンと折れています。折れ口の年輪を見てみると、






あまりの細かさにびっくりです。1mmの間に2〜3本の年輪が確認できました。標高1,800mの万座温泉では、樹木の成長はとても遅いのですね。




  


この高さのリンボーはちょっと無理だったみたいですね。最後は、全員でヒップそり大会です。




  


Kさんも童心に帰って楽しみましたね。河合さんの足の上げっぷり、しんごちゃんのようでした!




万座温泉カラマツ天然母樹林は、4月中旬までご案内が可能です。
皆様のお申込みをお待ち申し上げております。


万座カラマツ天然母樹林スノーシューエコツアー
http://ecotourism.or.jp/snowshoe/manza_karamatsu01/index.html




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