ヨモギで草木染め、ヒメジョオンでTシャツ染め



15日に藤岡で草木染めの材料に使おうと思っていたヨモギだったが、せっかく焼みょうばん媒染液でハルザキヤマガラシ、ヒメジョオンと試したところ。この勢いで、ヨモギも焼みょうばんとの相性を試してみることにした。






  


玄関で干しておいたヨモギ。岩崎さんは葉が緑色を出すと仰ったが、私は大きくなった茎の赤紫色も好きだ。あまり気にしないで全草をざくざく切って鍋に入れる。




  


先日の草木染めワークショップで下地準備をしたため、豆乳の汚れが付着して斑になった靴下。これを実験で使う。染液は萌黄色と言ったところ。




  


媒染剤に浸して約20分、水洗いして軽く絞り、最後に染液に入れ約20分泳がし、軽く水洗いすると、ヨモギ染め(媒染:焼みょうばん)の靴下の完成。


やはり豆乳たんぱくの汚れ部分が色濃く斑になっている。しかし、このやり方のヨモギ染めでは、深い若草色…というような色になることが解った。




  


昨日のハルジョオンの染液。余ったものを捨てられないでいた。だってとても鮮やかな黄色が出たから。よし、半乾きになっている靴下をもう一度染めてみよう。ハルジョオンの二度染め。…しかし、見た目ではそんなに変ったようには見えない。




  


とにかくこの黄色は捨てるのがもったいない。他にも豆乳で汚れたTシャツがあるので、ごく簡単に輪ゴムで縛るだけの絞りを入れて染液の中へ。うん、どうやら染液も足りたみたい。




  


ニチノウ食品の焼みょうばんは一袋120円。これで、Tシャツ5〜6枚はいけそう。
最後の水洗い。どのくらい色落ちするのか…





おお、そんなに色落ちしていない。ヒメジョオン染めのTシャツの完成。このシャツには豆乳の汚れが付いていて斑になることが解っていたので、黄色の斑ではいかにも汚らしく見えると思い、絞りを入れた。しかし、この位色が出るのなら、もう少し複雑な模様を入れても良かったと思う。