有田さんから笹のことで電話



ササ(笹)や竹の生態について研究を深めている有田良幸さんからお電話をいただきました。
草津白根山逢ノ峰山頂から旧ゲレンデを降り始めるあたりで、笹の花の開花が凄いらしいです。




  


このあたりかな?(2012.6.18の写真)昨年からかなり開花しており、2年目の今年は凄いそうです。だいたい、笹の一斉開花は同じ群落が3年間くらい、咲き続けるのだそうです。70年に一度、人生の最期に3年間、花を咲かせ、そこにすべてのエネルギーを注ぎ、枯れていくのです。


うーん男だ。私もかくありたいものだ。




  


せっかく専門家のような方から電話を頂いたので、いろいろと聞いていると、草津白根山の山頂付近のササはチシマザサとオクヤマザサなのだそうです(私はてっきりチシマザサとチマキザサだと思っていましたが…)。 オクヤマザサとはチマキザサとチシマザサの雑種だそうで、チマキザサとの違いは稈の色が紫色を呈していることや、枝分岐が上の方に位置していることで見分けるそうです。


もうついて来れませんよね?でももう少し。


そもそもチマキザサはもう少し温暖なところにあるそうです。例えば野反湖のあたりや万座温泉に行く途中の、嬬恋プリンスホテルから嬬恋牧場までとか。


ところが、そのエリアにはこんどはクマイザサというのが出てきます。チマキザサとクマイザサとの違いは、チマキザサは葉裏に毛が無いが、クマイザサの裏には毛があるそうです。


せっかく電話で教えてくださったので、ここにメモしておきます。







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