白根神社祭礼

草津町の白根神社は、かつては吾妻で最も位が高かった神社です。本来のご祭神は白根大明神様だったと思うのですが、草津町内にある里宮では、日本武尊がメインのご祭神として草津町民に親しまれています。…そんなことはどうでも良いのですが、今日はその白根神社の祭礼の日。今までこの様子を見に行ったことが無かったので（ちょっと問題ですネ）、夜のお仕事前にデジカメ＆デジタルビデオカメラを持って行ってきました。

　　

湯畑に出店が並んでいます。お神輿好きの石井さんの話では、ここに神輿が集まってくるそうです。久しぶりの焼き鳥を食べながら、神輿を待ちます。そして、デジカメがここで沈黙。以降、デジタルビデオカメラだけの映像で紹介します。

7時半頃、いくつかの神輿が集まってきました。ワクワクします。

いくつか集まってきた神輿だけで、湯畑の周りを回り始めます。ホテル高松さんの玄関前に寄り、ひと休憩。そして光泉寺下の広場でまた休憩。そしてまた回って…ということを繰り返します。

8時半あたり、興奮が高まってきました。気合が入ってきます。

9時少し手前、いよいよクライマックスです。それぞれの区から集結した12の神輿が一斉に担がれ、競り合うのです。「喧嘩がメインだ」などという嘘情報も聞いていたので、どうなる事かと思っていましたが、さすがは法治国家。今時そんな喧嘩騒ぎにはなるはずがありません。とりあえず一安心。

それにしても迫力がありました。そして知り合いの草津人も大勢いらっしゃいました。草津町の方々は子供のころからこのお祭が毎年あって、それぞれの区でお祭りのお手伝いをして育ち、神輿を担ぐようになって一人前になって、大人になって行くのだなあ…と、感慨深く思いました。その仲間に入りたかったとも思いました。

私がやろうとしている「エコツーリズムで地域を活性化」というのは、こういう地元の時の流れに馴染んでいる方々というか、土地に根を張った活動をしている方々が、より元気でいられるように、より訪問者に対して親切でいられるようにする、そういうことなんだと思います。

上記の動画を全て繋げたものです。約3分間あります。クライマックスへ向けての抑揚が伝わってきませんか？