草津温泉、しゃくなげ・武具脱の池(もののぐのいけ)コース、鬼の相撲場下見
草津町の町花はシャクナゲです。5月後半に開花する殺生河原から万代鉱にかけてのシャクナゲ群落は有名で、ツアーバスなども誘致される観光素材となっています。
…のはずなのですが、今年はどうにも花の付きが悪いということ殺生河原〜万代鉱・石尊山コースはどうもツキノワグマが多い状況なので止めた方がいいという情報が。また、そのコースは広いところが無く、森林安息などの静的プログラムができません。
「森林セラピストと行く草津温泉シャクナゲ観賞ハイキング」というコースは、どうも、しゃくなげ・武具脱の池(もののぐのいけ)コースの方が良さそうです。ちょいと下見に行ってきました。
白根火山ロープウェイ山麓駅より、まずは武具脱の池の様子を見に行きます。R292を横断して階段を下りると、すぐに湿原歩道があり、ここが武具脱の池です。
小ぢんまりとまとまった池です。ワタスゲの開花がちょうど終わり、これから絹糸状の花被片が伸びてあと2週間もすると長さ2〜2.5cmの毛玉状になります。
しかし、肝心のシャクナゲの方は、今年は確かにもう一つです。シャクナゲを観賞するための木道及び遊歩道はもう少し下に伸びているのですが、あまり花付きが良くなかったことと、開けた感じが無く圧迫感を感じたので癒されずに戻ってきました。
それでも、戻ってきた時の武具脱の池と白根隠しの風景はなかなか良いです。ぜひ人様をご案内したいです。
右に、国道(R292)に出られる壊れている木道があります。これを進み、下に少し下るとシャクナゲコースに出られそうですが、きちんと上から歩いて下見しようと思います。
階段を上りロープウェイ山麓駅に戻って、草津国際スキー場のしゃくなげコースを進みます。
シャクナゲには恵まれませんでしたが、私にとってもっと好みの花・ムラサキヤシオが咲いていました。この色がなんとも言えず、すきです。
ちょうど良い咲き加減の一株とロープウェイ山麓駅。天気が曇ったのでイマイチですが…
シャクナゲを見つつ、下って行きます。ここで気がついたことは、どうやら武具脱の池から国道を横切る近道ルートをとると、シャクナゲが少ない道にあたることになります。少し登って、別のコースを下った方がシャクナゲは多いです。ただし、道は若干荒れています。
緩やかで大変に気持ちの良い道です。のんびりできます。
足元にはゼンマイ。アカゼンマイかな?私はゼンマイは採りません。トウゴクミツバツツジはもう咲いているはずでしたが、日陰だったのかも知れません。
ミズナラも芽吹きだしています。ここで大きく右へカーブして、
国道の上を通る陸橋を越えます。おや、足元にトリアシショウマが山ほど。…下ってから、これをちょいちょいと炒め殺してご飯の上に乗せて食べることができたら…
おや、なかなか良いコンケイブ地形です。ここで、瞑想やヨーガでリラックスしましょう。
クジャクチョウの越冬個体。片方の羽が欠けてしまっています。でも、大丈夫。欠けてもまだあなたには華がある。まだ飛べるよ。私と一緒にもう一度空を飛ぼう。
天狗山レストハウスが見えてきました。
足元にはヨモギやらヒメジョオンやら、いわゆる摘み草系の雑草がたくさんあります。こういうものを摘みながら下りてきて、下で軽く料理して食べられたらいいプログラムになりますね。厳密には国立公園内は採取禁止であるものの、ゲレンデで結局大規模に草刈りしてしまう場所の摘み草なら自由にやらせてほしいものです。度胸ある草津の事業者様、一緒にやりませんか。
下ってくると、雰囲気の良い建物があるが使えなさそう。天狗山レストハウスさんのテラスの椅子テーブルは、お弁当くらいは良いが火などを使うのはアウトらしいです。この辺りでコンロ等が使えれば…
ふと思い立って、そのまま西の河原公園の方へ。ここを右に右に進むと、
鬼の相撲場という所があるのです。ここのいわれの説明立札がありましたが、理論的でなくてちょっと私では説明できません…
広いあずまやで、ここならみんなで食事できそうです。トイレもありますし。ところが草津町役場に聞いたところ、ここでもガスコンロは使ってはいけないとのこと。うーんどうしたら…
あ、思い出した!��(ёロё)ピカリ!!
この近くに、肝っ玉経営者、いたいた!
ということで、このブログ通りの企画、来年はほぼ確実にやることになりそうです。
ところで、鬼の相撲場の池は、木道が壊れていて立入禁止になっていました。色々と調べたいことがあるのに、残念です…