万座温泉で山草園の整備



今日はかつての古巣、万座温泉日進館時代に私が作った万座山草園の整備に呼んでいただいた。
自分達でも手入れはしているのだが、やはり雑草と山野草の区別がつかずに、困っていたそうだ。





クガイソウは順調に育ち、穂状の花序が先端の一本だけではなく、複数出ているものもある。ウサギはクガイソウを好まない様だ。





親ゴケを仕込んでおいたヒカリゴケも、若いコケが光を反射する様にまでなった。若いヒカリゴケにはビー玉の様なレンズ体と呼ばれる部分があり、光を反射するために光っているように見える。





綺麗に整備し、山野草に名札をつけ終わったところ。雑草取りに手間取り、なんと6時間以上かかった。





オカトラノオの繁殖もすごい。ウサギが食べないのかな?オヤマリンドウは大きな株だったが先がほとんど食べられ、花をつけるのが難しい上に、株がとても小さくなってしまっていた。


ウサギが好んで食べてしまったであろうものには、ハクサンチドリ、カワラナデシコ、キキョウ、ツリガネニンジンヤマユリコオニユリ、レンゲショウマ、ネジバナ、ヤマホタルブクロ、ヤマオダマキ、フシグロセンノウ…などが考えられる。


逆に食べなかったのか、それとも食べられる異常に繁殖力を持っているのか、減っていなかったものには、ニッコウキスゲオカトラノオオオバギボウシ、ヨツバヒヨドリ、ウスユキソウ、タムラソウ、イブキジャコウソウ、グンバイヅル、シモツケ、オオシラヒゲソウ、ワレモコウ、ミヤコアザミ、アザミ類…などだった。人間とかなり食味性が違うようだ。




  


仕事の後は、万座温泉日進館で温泉入浴&バイキングをご馳走になった。
好きなオクラ、胡麻豆腐をいただき…





おお、なんとさらに好物のネギトロ寿司まで!いただき★


万座温泉日進館は、震災後5月までは不調だったが、7月以降はお客さんが戻ってきているそうだ。これは良かった。料理内容もかなり工夫しているし、営業努力の賜物だろう。


私もいいエコツアー商品作りに励もうっと!